2023年28日(月)~29日(火) 視察研修に行ってきました。


【1日目】


 まおいの学びのさと小学校(長沼町)

 令和5年4月に開校した北海道知事に認可された正規の私立学校。

 「まおいの学びのさと自由が丘学園」

 この小学校は、新しい教育のかたちを目指す認可小学校で、教科書に書いてあることを覚えるのではなく、

 「プロジェクト」単位の体験学習で、作ったり調べたり、実際に体験しながら学ぶことを中心としている。

 テストや宿題はなし。基礎学習は生活の中から題材を見つけ。体感的に学ぶことを教育方法としてとりいれ  

 ている。


 この学校開校にあたり、道内外から移住し。登校している子は少なくない。栗山町や。岩見沢に居住した人

 もいて、幅広い地区から来ているそうです。

 現在は1年生から4年生が通っていて、現在の4年生が中学生に進学する頃には同系列の中学校の設立を予  

 定しているそう。


 新中学校も体験型ということですね。


 体験を通して問題点を見つけ、改善策を探る。この4月に開校したばかりの中、子どもたち主体でのイベン   

 ト、『まおいフェス』が開催されたのですが、ミュージカルの台詞など、子どもたちで考え、衣 

 装作りやダンスの練習に取り組んだそうです。

 4月から集まった子どもたち。本番の1週間前までぐだぐだだったとのことですが、見事だったそうで 

 すよ。新聞記事をご覧ください。




 テストの経験がないと、いざ中学校に進学し、テスト初体験。その時はおそらくよくない結果かもしれない 

 が、次にはどうすればよいか考える力が発揮され、一気に能力をだすことができるようです。






 モチベーションを高くしていくため、体験に夜学びにより、ルールを話し合いにより自分達できめ  

 ていく。やってはいけないこと、やったほうがいいことを決めて壁に張り出して。


 いろんな教室にいろんな集合がありましtが、大人がそこにはあまりいませんでした。


 他県の現役教員や、入学を考えている保護者さんなどいろんな方が見学に来られていました。


 

 いろんな考えがあるからおもしろい。


 4年生が6年生になり、学校の児童がMAXになった頃、どのように成長しているのか楽しみです。


 【2日目】

 

 安平町立早来学園

 令和5年4月に開校した小中一貫の義務教育学校

  平成30年の胆振東部地震での校舎の被災を機に、他の老朽化が進む学校も含めて統廃合し、コストを抑 

  えることと、小学校と中学校のギャップをなくす狙いから設立されました。

  学校の一部(図書室や会議室等)を一般解放するといった特徴的な取り組みも行われています。

  全国各地で増えている義務教育学校のメリット等を今後、八雲町の学校教育の参考を目的としました。


  9年間学ぶそれぞれの教室の形や大きさ、机の種類などを違うものにして飽きのこない工夫がされていま

  した。










  職員室内は管理職は指定の席があるが、他の教職員は自由に利用している。

  周囲に子どもたちの姿が見えやすいようになっている。

  職員室内に素敵な休憩室も。



  図書室の本棚の配置は湾曲。読書意欲が増しやすいそうです。



  一般の使用ができ、飲食しながらくつろいでいる町民が降りました。



  町民センターの図書館がスライドしているので、司書やコンシェルジュにより管理されているので、教職  

  員の負担がない。

  子どもたちは自由に出入りできるし、子どもたちの顔認証により戻る仕組みなので、セキュリティーもしっかりとされている。



  黒板ではなく、白板に写し出し、先生たちはパソコンのように操作機能を使い、瞬時に工夫のある授業

  ができるし、子どもたちもそこで発表できるので、小さいテレビがいらなくなる。



あちらこちらに休憩やリラックスできるようにセットされていて、ご飯なども好きなところで自由に食べれるそう。







メリットがとても多い中、まだまだ始まったばかりで、これから問題点も見えてくるかもしれないですが、地域とのつながりの中育っていく子どもたちはよい結果となるのだと思います。


 先生たちの業務負担の軽減はこれを機にだいぶ改善されているようですが、公立特有の縛りがまだまだあると伺いました。

 八雲町も真剣に今後の教育のあり方を考えているいかなければならないと強く感じる研修でした。


 最後まで読んでくださってありがとうございます。





  


  また書きます照れ