武人仏法道にお越し頂き、有り難うございます。


今回は、私の仕事関係を書いてみたいと思います。

興味無ければスルーでお願いします。


(お借りしました)

私は以前、身辺警護(ボディーガード)を専門的に仕事をしてきました。


身辺警護については、対テロの訓練期間中、約1ヶ月間に渡る専門訓練を受けて無事に終了したところから始まりました。


訓練内容は極秘事項のため、明かすことは出来ませんが、極めて厳しいものでした。



陸上自衛隊時代に、空挺レンジャー課程を終えていたため、銃火器の扱いや戦闘には詳しい知識を持っていましたし、幾つかの機関から対テロの教育訓練を受けていたため、暗殺などの破壊工作の手口はよく理解していました。


しかし、戦闘と警護はまるで違います。

銃火器や破壊工作についての知識は警護に役立ちますが・・・


戦闘は読んで字のごとく戦いそのものですが、警護は護りです。戦わないのです。


警護対象者が危険な状況に遭わないように、色々と準備をするのが警護なんですね。


色々な準備を行って、それでも襲われたら【先ずは逃げる】です。

それでも駄目なら、最終的に【戦い】となります。


警護対象者には、大変気を使います。

何事もスムーズに進ませ、可能な限り【快適】な状況を創ることが重要となります。何故か?


快適な状況を創れば、ボディーガードと警護対象者の間には【信頼感】が生まれます。


信頼感があれば、協力的になってくれますからね。

これは、本当に重要なのです。


気がきき、仕事ができる【有能な秘書】をイメージしてもらうと理解しやすいかも知れません。


でもですね、秘書ではありませんので、その辺は

気を付けなければなりません。


私は、身辺警護自体は、多分500件以上はこなしています。

1日で終わる単発的な依頼から、数日~1週間位程度の依頼、最長で半年かかった依頼もありましたね。


警護対象者は色々で、一般の方、ご家族、企業の経営者、大企業の会長、著名人、芸能人など色々です。


あるご家族を警護した依頼は、かなり印象的でした。


最後は、奥様から泣きながら感謝をされまして、思わず私も貰い泣きしそうになったことを覚えています。


本当に色々なことがありましたねぇ~


無茶もやりましたよ😅


身辺警護をする者は、あらゆる危機から警護対象者を護り切る必要があります。

相手が反社会的な組織の人であろうが、ストーカーであろうが、DV夫であろうが、テロリストであろうがです。交通事故や災害からもです。


それがプロだというものです。

護り切れなければ依頼を受けないのもプロの作法だと思ってやって来ましたね。


身辺警護を専門とする会社が、危険過ぎると依頼を断った案件も、何度か請け負いました。


お陰で元警護対象者の方で、今でもプライベートと仕事でお付き合いさせて頂いている方もいます。

個人的に仕事を頼まれたりする事も😊


有難いことです。


護るに特化した人生なのかも知れないと、最近はよく思います(笑)


合掌