昨日は、東京での休日でした。
朝から、はとバスに乗りました。
1時間で東京都内を半周するイメージです。
東京駅から、皇居を観て、警視庁の前を通って、国会議事堂前、東京タワーを観て、高速に乗って、レインボーブリッジを渡って、お台場、豊洲を高速から見物。
最後は築地、銀座を通って、また東京駅。
一度もバスを降りません。
後ろの席の男の子が、ずっとおしゃべりしています。
「この駅は何て駅?」
お父さんが答えます。
「駅の名前はわからないなぁ」
地下鉄の入り口には、「桜田門」と書いてありました。
「今から下がるの?」
「今から、高速道路に入るんだよ」
「レインボーブリッジを渡ったのに、どうして○○橋は渡らないの?」
「○○橋は、窓から見るだけだね」
「ぼく、こないだ□□に登ったんだよ」
「そうだね、登っていたね」
ちゃんとガイドさんの説明を聞いて、地名や橋の名前など固有名詞を言っています。
下がる、登る、渡るなどの動詞を状況に合わせて使っています。
お父さんが、きちんと応対して話をしています。
年齢を聞くと、4歳とのこと。
単語をつなぎ合わせるのではなく、きちんと文章で話をしていました。
とても賢いお子さんでした。
その後は、上野に言って、国立科学博物館へ。
「恐竜博」は入れなかったので、「日本の哺乳類学の軌跡」を観ました。
ここでも幼児や、小学生がたくさんいました。
賢いお子さんの特徴、それは、親がしっかりと子どもと話しをしていることでした。
「ほら、○○があるよ」
「これって、□□だよね」
と、知っている知識をお互いに話します。
お父さんが、時々説明を加えたり、解説をしています。
ある母親と幼児の男児の会話、馬と犬のはく製が並んで展示されているのを見て
「あ、お馬さんが、犬を食べようとしている!」
お母さん、スルー(笑)
いやいや、
「馬は犬を食べないよ。
一緒に並んで置いてあるだけだよ」
って説明してあげようよ。
普段から、子どもの話をちゃんと聞いてあげていないんだろうなと思いました。
賢い子を育てないなら、しっかりと子どもに向き合ってあげてください。
子どもと対話してあげてください。
ただ、博物館に行って、展示物を見せてるだけなんてもったいない。