幼児さんの授業をしていて思うことがあります。
ポジティブな言葉を使う子、ネガティブな言葉を使う子は何が違うのか?って。
言葉というのは、知らず知らずのうちに自分にしみこんでいきます。
一番よく聞いてるのは誰の言葉かというと、お母さんの言葉でしょうね。
以前ママ友から聞いた話があります。
息子さんに何かをするように言うと「ちょっと待って!」と言うのだそう。
例えば、「ごはんができたから、これテーブルに運んで」みたいに言うと、すぐにはしないで「ちょっと待って」と言うのです。
それを、別のママ友に相談したところ
「それって、あなたが子どもによく使っているからじゃないの?」と言われたので、考えてみると、用事をしているときに息子から声をかけられたときに
「ちょっと待って」
と言っている自分に気がついたそうです。
それからは、用事をしていても、手を止めて息子さんの話に耳を傾けるようにしたと言っていました。
幼児さんでも、問題を見たときに
「できる」
「簡単」
「よし、がんばろう」
と、ポジティブな言葉をかけて始める子と
「え~、難しい」
「できな~い」
などと、ネガティブな言葉をかける子がいます。
講師は、ポジティブな言葉には
「そうそう、〇〇くんならすぐにできるよ」
「簡単なんだ、すごいね!」
「さぁ、がんばってやってみよう」
ネガティブな言葉には
「難しくないよ、できるできる」
「先生が一緒にやるから大丈夫」
などと、励ましながら始めます。
みなさんのお子さんは、どちらのタイプでしょうか?
お子さんの口癖は、お母さん、お父さんの口癖ではないでしょうか?
心は言葉で作られています。
使う言葉によっては、性格にも影響するかも知れませんよ。