人は誰だって、

「人とつながりたい」

「仲間がほしい」

「気やすい関係を作りたい」

と、思っています。


さて、みなさんは、人と関係を作りをされる際にどうされてますか?

ほめ達!の私は、相手のよいところを探して、声をかけます。

お人柄をまだよく知らない時には、お洋服や持ち物をほめることも多いです。

「赤いセーターがよくお似合いですね♪」

みたいな感じですね。

すると、そのセーターを選んだことや、買った経緯などを話してくださり、話が始まります。


ただ、この相手をほめて話のきっかけを作るって、みなさんがされている訳ではなさそうです。


先日、職場の先輩から声をかけられました。

「ちょっといいかしら?」って。

話を聞くと、

あの時のあの言い方はよくない。

あんな風に言われて、嫌な思いになった。

2つほどお小言、いえアドバイスを受けました。

そこから、いろいろと話すうちに、私と腹を割って話したかったそうです。

要するに、アドバイスは、じっくり話すためのきっかけ、口実だったのですね。

先輩にすれば、私のためを思ってのアドバイスなのでしょうけど、私にすればダメ出しでしかありません。


人って、誰かとつながりたいのに、ついつい相手にとって嫌なことを言っちゃうんですね。

あぁ、もったいない!

嫌なことを言われた相手と、よい関係なんて作れないのに。


私は、その先輩と既に関係作りができているので、「私のために言ってくれている」という前提の元で話を聞きますが、関係作りができていないと、「感じ悪い人」って印象を持つかも知れません。


コミュニケーション力が求められている時代ですが、上手なコミュニケーションについて、改めて考える出来事でした。