「自分の棚卸」という言葉があります。

これは、自分の強み弱み、長所短所を書き出してみるという作業です。

企業研修で行ったり、ハローワークの就職セミナーなどで行われます。

みなさんは、されたことがありますか?

 

自分の短所を真正面から見つめなおすことは辛いことです。

自分の悪いところを再確認して、落ち込む人も多いと思います。

人には誰にも短所があれば、長所もある!

だから、自分の長所もたくさん見つけてほしいと思います。

 

この「自分の棚卸」には、オプションがあります。

短所を長所に言い換えてみるというオプションです。

ケチ → 堅実、節約家、金銭感覚がしっかりとしている

せっかち → 頭の回転が速い、仕事が早い、段取り上手

 

飽き性の私は、コツコツ続けたり、深めたりすることが苦手で、器用貧乏です。

自分のことを器用貧乏だと言っていたら、ほめ達! の代表が、「オールラウンドプレイヤー」と言ってくれました。

ものは言いようです。

いや、捉えようです。

素敵な言葉をいただいて、今までコンプレックスだった器用貧乏が長所に変わりました。

 

この言い換えをぜひ、子育てにも取り入れてほしいと思います。

親は、どうしても、子どもの悪いところに目がいき、それを直そうとします。

これは、親の愛情です。

すると、どうしても言葉がけがネガティブになりがちです。

言い換えを意識することで、ポジティブになります。

親がかける言葉が、ポジティブ、肯定的になります。

すると、子どもの性格も自然にポジティブなります。

 

例えば我が子の言い換えは、

いつもガサガサしている、落ち着きがない → 好奇心旺盛

部屋が汚い → 小さなことを気にしない

まぁ、無理がありますけどね(笑)

でも、言い換えてみると、私自身があまりイライラしなくなりました。

直そうとやっきにならなくなりました。

う~ん、ちょっと諦めも入っていますが(笑)

いずれにしても、子育てのストレスが少し減りましたよ。

 

みなさんは、自分やお子さんの短所を長所に言い換えできますか?