育児において、「育てたように子どもは育つ」という言葉をよく聞きます。
そういう意味では、親は「どんな子に育ってほしいか、どんな大人になってほしいか」と、子どものを将来をイメージしながら子育てをするといいですね。
いわゆる、ビジョンを持つということです。
我が子の子育ては、「どこでもうまくやっていける子」「一人で食っていける大人」を目標に子育てしています。
我が家は、転勤族で、3年~5年に一度は転居がありました。
息子は、幼稚園で1回、小学校で1回転校していますが、おかげさまで、行った先ではすぐに馴染んでくれました。
「一人で食っていける大人」については、今は高校生ですので、まだわかりません。
ですが、親の財力を考えると、成人した大人を食わしてやれるほど豊かではありませんから、必然的に自活してもらうしかありません。
さて、昨日妹とLINEしていて気がついたことばあります。
それは、「育てられ方」です。
私は白黒つけたい性格です。
好き嫌いがはっきりしています。
この性格って、生まれ持ったものだと思っていました。
年齢を重ねてきましたので、さすがに表立って白黒つけたり、好き嫌いを示したりはしないように心がけていますが、心の中では、はっきりしないことや曖昧なことに、イラっとすることがあります。
今は、グレーを受け止めることはできますし、世の中の多くの人がグレーを好むことも理解しています。
しかし、妹も同じ性格だというのです。
えーーーー?
同じ性格なのね?
なんて、LINEでやりとりしていると
「そら、あの父親に育てられたから、そうなるやろ」
という返事。
そうなんです、私たちの父は、職人気質の白黒ハッキリ型、よく言えば竹を割ったような性格、悪く言えば頑固おやじ。
完璧な仕事をするので、お客様からの信頼は高かったですが、言いたいことをハッキリ言うので、嫌な思いをするお客様は離れていきます。
父親の性格を、私たち娘も受けついでいるのですね。
どうしても、子どものお手本は親になります。
そりゃ、父親の性格を受け継いでいても不思議はありませんが、まさか姉妹揃って同じ性格を持っているとは。
そして、それをアラフィフの今頃、気がつくとは。
「育てたように子どもは育つ」のお手本のような、私たち姉妹です(笑)
みなさんは、どんな育て方、育てられ方をしましたか?