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三重県志摩郡志摩町間崎島
海岸延長  7.4km
面積    0.36k㎡
人口   90世帯 212人(男98人、女114人)平成14年4月1日現在
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訪島印象
  英虞湾の中央部に浮かぶ、ほぼ真珠養殖一色の島。わずか0.36k㎡しかない面積なのに海岸延長が7.4kmに及んでいる。このことからうかがわれるように、凹凸の激しい複雑な地形の島である。観光資源らしきものはほとんど見あたらなく、全部で90世帯しか住んでいない。歩いて周遊中、5,6人の人に出会ったがいずれも高齢者。海中に真珠養殖の筏がいくつも浮かんでいるのが特徴的。渡船中の英虞湾に浮かぶ島々の海岸線も複雑で景観はとてもいい。
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平成19年10月4日(木)曇り
  7:10 名古屋発近鉄特急「賢島」行きに乗車、9:21着。
  9:50 賢島渡船場より間崎島行きの市営定期連絡船に乗船。10:00 間崎島着。下船。
天真名井神社 明治40年建立。下船してすぐ眼の前にある比較的新しい神社。
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 本殿には二十数段の石段を上がっていくが、そこに大きな蜘蛛の巣が張っていて、普段はほとんど人が訪れないことを示していた。が,おそらく島唯一の観光名所。
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 複雑な地形を反映して、島から眺める周囲の英虞湾内に広がる光景はどれも美しい。
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 真珠養殖のための作業場が至る所に、海に突き出した形で作られている。
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 ここにも佐久島に見られるような、日本の原風景たる集落がひそんでいた。
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 間崎島小学校跡 島の人の話によると、平成18年3月をもって廃校になった学校。最後の児童はたった2人で、かつ、その2人は兄弟だという。つまりたった一軒の家庭の児童のために維持されていたような学校だったらしい。
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 廃校跡地といいながら、校舎も運動場も遊具も当時のまま残されている。その施設規模から推察するに、最盛期には児童は数十名以上だったろう。過疎化の波の激しさを感ぜざるを得なかった。
間崎集落 集落は一カ所。もしも小高い地点から一望できるものなら一望の下  に眺められるに相違ない。みな瓦屋根の昔の日本住宅。
 11:20 あまり見る物もない思いのまま、滞在1時間20分で帰途の連絡船に乗      船。乗客は私たった一人だった。
賢島に戻って焼き大浅蜊やサザエを食べてみたが、非常に美味しかった。
志摩マリーンランド 時間があったので、マンボウの水族館として知られる賢島の水族館を訪ねた。
13:10 鳥羽行きの近鉄に乗り、13:45(鳥羽)中ノ郷で下車。
鳥羽水族館に立ち寄ってゆっくり観覧。夕方宿泊ホテル「ロードイン鳥羽」着。