絆をつなぐサポーター足立区鹿浜の行政書士 小山孝次です。
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今日は先週記事で書きました足立区で開催された
「演劇で知る成年後見制度&講演会」に行ってきました。
前半は演劇を通して成年後見制度を
わかりやすく解説するという内容。
後半は公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポートで
専務理事をされている司法書士の矢頭範之先生が
これまで経験した成年後見の複数事例を修正して
事例をもとに専門家の視点から成年後見を解説してくださいました。
成年後見制度とは認知症、知的障がい、精神症などの
精神上の障がいによって、判断能力が不十分な方のための
意思決定を助け、生活や財産などの権利を守る制度です。
今日のイベントは一般の方向けのもので
会場は400名収容の施設だったのですが、
平日にもかかわらず多くの高齢者の方が来場されていて満員でした。
まだまだ日本では知らない方も多くあるこの制度ですが、
皆さん真剣に演劇、講演を聞かれていて
注目されている制度であることがわかりました。
今日のお話の中で印象に残ったのが後見人選任状況。
平成22年の数値では親族が後見人なるケースは58.6%。
第三者(専門家)が後見人になるケースが41.4%。
これは成年後見が始まった平成12年では9:1の割合だったのが
10年で6:4にまでなったこと。
この数値からも第三者である専門家のサポートが
今後も重要になっていくと思います。
まだまだ学ばなければいけないことが多いですが、
今日の2時間はとても参考になるものでした。