G粉砕や逆襲の夏や!虎、桜井弾で4位再浮上

2009年8月3日(月) 7時52分 サンケイスポーツ

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どうや!! 六回に5号勝ち越し2ランを放った桜井は一塁ベースを回ったところで、この表情(撮影・恵守乾)(写真:サンケイスポーツ)

 (セ・リーグ、阪神7-4巨人、15回戦、巨人8勝5敗2分、2日、甲子園)ムフフフフフ…。笑いが止まりまへん。真夏にサクラが満開や!!(ベタです んません)。阪神は桜井広大外野手(26)の5号勝ち越し2ランで、巨人に快勝した。球宴明けは5勝1敗で4位に再浮上。4日からの夏のロードを借金完済 ロードにしまっせ。

  [フォト]高橋尚のシンカーをとらえた桜井

 両手に残る感触と、ベンチ前での手荒い祝福が心地よかった。グングンと伸びた打球は、中堅・鈴木がフェンスをよじ登って伸ばしたグラブのはるか上。桜井のひと振りが、巨人を粉砕した。

 「追い込まれていたんで、どんな球でも食らいついていこうと思った結果、うまくいった」

 胸を張ってお立ち台に登った。「最高です」と声を弾ませて振り返ったのは、同点に追いつかれた直後の六回だ。

 無死一塁カウント2-3から先発・高橋尚の投じたシンカーをジャストミート。6月17日の日本ハム戦(京セラD)以来、20試合59打席ぶりの1発をセンターバックスクリーンへと突き刺した。

 豪快弾で巨人の戦意を奪うと、七回二死一、三塁からは、トドメの一打だ。左中間への適時二塁打で1点を追加。実に4月以来となる今季2度目の2カード連続勝ち越しをもたらした。

 交流戦終了後、「肉体的な疲れもあるけど、精神的な疲れが大きい」とこぼした。チームの低迷に同調するように、体が重く感じた。それでも「自分にやれることをやるしかない」と言い聞かせた。バットを振り込み、フォームの微調整に取り組んだ。

 「ギュッと握っていたのを少し力を抜いて」とグリップを握る力を弱くした。無駄な力をなくし、振り切ることに重点を置いたスイングを念頭に置いた。力まずに中堅深くまで飛ばした決勝弾は新打法の成果だった。

 一回には赤星が本塁へ滑り込んだ際に左足を負傷した。試合後、内出血していることが判明し、長期離脱の可能性も出てきた。今季序盤に首痛の赤星の代役として「1番・中堅」を任された男には、ここが頑張りどころ。チャンスで力を示すしかない。

  若武者の2安打3打点に真弓監督は「できれば右投手のときにも(使いたい)ね。ああいうバッティングができるならね」と今後は相手先発の左右にかかわらず 起用していく考えを明かした。5割復帰を当面の目標に掲げてきた将だが、後半戦5勝1敗の好発進に目標を上方修正。4日から本拠地甲子園を高校球児に明け 渡し、7カード21試合が組まれた夏の長期ロードに出るが「借金をなくして少しでも貯金できればと思います」と白星量産を誓った。

 もちろんまな弟子桜井も同じ思いだ。

 「今はチームの調子がいいので、この調子で1つでも多く勝っていきたい」

 このまま大波に乗る。目覚めた大砲には勝利が見えている。

ブラゼル逆転8号で4連勝4位…阪神


 ◆阪神3-2巨人(31日・甲子園) 一塁ベースを回ったところで191センチ、95キロのブラゼルが跳ねた。右手を突き上げ、喜びを爆発させた。「タイガースとジャイアンツという大きな試合で打てて、興奮した。最高の気分だよ」。7月3日のヤクルト戦(甲子園)以来、19試合ぶりの逆転8号3ラン。首位・巨人をねじ伏せた。

 6回1死一、三塁、内海の外角スライダーをとらえたバックスクリーン左へのアーチが、今季2度目の4連勝と5月23日以来となる4位浮上へ導いた。

 真弓監督も「一発というのはいいね。楽に点が入る。(展開が)重い試合になっていたから」とたたえた。パワーだけでなく、研究熱心さで打率3割をキープ。その上、一発の魅力を取り戻したら、中日のブランコにも負けない怖さがある。