最近、

「神韻 SHEN YUN」

神韻芸術団という中国のすごい芸術団体の公演の宣伝がネットで流れています。

本当に素晴らしい技術の高さと表現力に圧倒されます。

「神韻」が素晴らしいのは100%認めたうえで、クラシックバレエとはまったく違うと感じました。

私はクラシックバレエに携わったことがあり比較して見てしまいます。

 

 

 

  クラシックバレエのコール・ド・バレエ(群舞)

クラシックバレエにはコール・ド・バレエ(群舞)というものがあります。

バレエをあまり見たことがないという方でも、「白鳥の湖」の群舞などは映像で、写真で見たことがあるという方が多いかもしれません。

コール・ド・バレエの全員のそろった美しさと迫力はバレエにあまり興味がないという人にも、かなりすごいと思って頂けると思います。

 

  群舞がそろう美しさ

クラシックバレエがそろうのは、全員でそろえる練習をしているからか?

ミュージカルや夏祭りの踊りはそろえる練習を積み重ねそろえていくのでしょう。

バレエももちろんそろえる練習はします。

それだけでなくバレエにはポジションがあります。

足のポジション、腕のポジションだけでなく、体の向きにもポジションがあります。

それを正確にとらえていくだけでもかなり動きがそろってきます。

 

  コール・ド・バレエの曲がいい

有名な作品「くるみ割り人形」や「白鳥の湖」のコール・ド・バレエの曲はおそらくバレエを見たことがない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

「くるみ割り人形」2幕の「花のワルツ」、「白鳥の湖」2幕、白鳥たちが湖に舞い降りてくるところの曲。

それらは、きっと聞いたことがあると思います。

 

  私が好きなコール・ド・バレエ(群舞)

私が個人的に好きなコール・ド・バレエを紹介したいと思います。

完全に私の主観で順位をつけさせて頂きました。

 

8位「レ・シルフィード」

この作品

とりあえず、今回、コール・ド・バレエを考えるとき、ふっと頭に浮かんだ作品。

 

 

7位「海賊」

「海賊」第3幕・花のワルツ

「海賊」の中の女性の群舞です。

バレエ「海賊」(全3幕)・・・発表会やプロのバレエダンサーのガラ公演などでもグラン・パ・ド・ドゥばかりが有名な作品ですが、意外にストーリー構成がしっかりしている。

 

6位「ジゼル」

この作品はコール・ド・バレエを人に伝えたいとき外せません。

これもまた全幕バレエのなかで最も印象的な場面の1つです。

村娘ジゼルを裏切った王子アルブレヒトがジゼルの死を悼み幽霊?のジゼルのお墓のある森にやってくる。

森には妖精ウィリと妖精の女王ミルタがいて、王子アルブレヒトを殺そうとします。

しかし、ウィリになったジゼルが王子アルブレヒトを守ります。

コール・ド・バレエ=ウィリ(幽霊)たち・・・

ウィリ(幽霊)の女王ミルタ

※ここの場面では結婚前に命を落とした女性は妖精ウィリになって現れるという設定。なのでコール・ドのダンサーはウィリ。

ミルタはウィリの女王だけど、まあ幽霊だね。

 

5位「くるみ割り人形」花のワルツ

曲が有名すぎる。壮大すぎる。絢爛(けんらん)すぎる。

華やかだね。

 

4位「ラ・バヤデール(バヤデルカ)」影の王国

とにかく美しい。

曲も美しい。

バレエをあまり知らない方にとっては、

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」のチャイコフスキー3大バレエは当然聞いたことがある。

「ドン・キホーテ」「ジゼル」なども聞いたことがあるが、

それ以外はそれほど・・・

という方も多いかもしれません。

「コッペリア」も耳にしたことがあるでしょうか。

それでも、

「ラ・バヤデール(バヤデルカ)」は、あまり聞いたことがないという方が多いかもしれません。

ですが、とにかく舞台照明、衣装、音楽が美しい作品です。

戦士(勇者)・ソロル

舞姫(バヤデール)・ニキヤ

王・ラジャ

王の娘・ガムザッティ

物語の構成は若干「ジゼル」に似ているようなところもあるが、インドを舞台にした物語でたいへん面白い作品です。

 

3位「くるみ割り人形」雪

チャイコフスキーすごい!

本当に雪。

最初は、ひらり、ひらりと降り始めた雪が、

やがて吹雪のように、

そして華やかに降り・・・

 

2位「白鳥の湖」

これは有名な場面ですね。

「白鳥」は、まあ、キング?クイーン?・オブ・バレエ?ですね。

2幕始まったところから誰もが聞いたことのある曲のオンパレードですね。

オンパレード・・・なんか昭和の響きだね。

2幕の始まり、ここで、誰もが「白鳥の湖」の曲と思ってる、あの曲が流れるんですよ。

 

1位「パキータ」

ジプシーの娘パキータとフランス将校リュシアンの恋を描いたものです。

パキータとリュシアンが踊る後ろ(周り)でコール・ドのダンサーたちが踊るのですが、主役の2人と群舞の構成が最強です。

上の写真・・・クライマックスで主役の2人が踊り始める場面です。

この1列に並んだコール・ド背負って踊るプリマとプリンシパル・・・

最強です。

 

 

  全幕バレエの中でコール・ド・バレエは圧巻

 

コール・ドは、とにかく迫力があります。

観客を圧倒する迫力。

その他大勢ではなく。

バレエ団、バレエ教室の見せ場です。

 

(左)「白鳥の湖」オデットだね。

(右)「エスメラルダ」タンバリンを使う高度なテクニックと表現力が要求される作品。

(左)「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ

(右)「ドン・キホーテ」キトリ(主役の女性)のソロ

「白鳥の湖」

「海賊」

 

 

バレエは美しさを求めるもの。

足を高くあげればいいというものではありません。

美しい高さ、全体のバランス・・・

それを崩してまで高くあげる必要はありません。

 

 

 

  神韻 SHEN YUN すごいですね

 

 

 

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