11月9日（木）
8w5d・ベビさんの成長が止まっていることが分かり、心拍も確認できず…流産宣告。
吸引で流産手術を受けることになりました。
※ このあと細かく内容を記載しておりますので、読みたくない方は引き返してください。
11月12日（日）【手術前日】
少しずつ、出血が始まりました。
子宮口を広げるラミセルという棒を入れる処置をしに12時〜クリニック受診。
これは入れるのも痛くて、そこから手術当日の麻酔をされるまで、とにかく痛かったです。
異物感が半端なく、横になっても何をしても痛みが変わらず…とても長く辛い1日でした。
※この痛みには個人差があるようです。
1人でクリニックへ行ったものの、挿入後は歩くのもやっとで、帰りは旦那さんに車で迎えに来てもらいました。
1泊2日の入院で手術を行う病院もあるようですが、私のクリニックでは日帰り手術でした。
ラミセルを入れられてからは痛みに支配され、赤ちゃんのことを考える余裕は全くなくなってしまいました…
看護師さんから、もしかしたら手術前に塊が出てきてしまうかもしれない…と言われていたので、夜にかけて少しずつ出血が増えてきた為、とても不安でした。
ラミセルの痛みに耐えて結果、自宅で流産は避けたかったので、なるべく御手洗に行かないようにして、23時〜絶飲食になりました。
11月13日（月）【流産手術当日】
旦那さんが仕事を休んで、クリニックまで車で送ってくれました。
歩くのもやっとだったので、旦那さんが居なかったらどうしていたのだろう~と考えると恐ろしいです。
迷惑かけて本当ゴメンね…と謝ったら、夫が支えるのは当たり前‼︎ と言ってくれました。
車中でも、ずっと痛くて唸っていました。
8時にクリニックに到着して旦那さんと別れ
手術前に御手洗を済ませておこうと思い、受付をしてから御手洗へ行きました。
便座に座り、気を抜いた瞬間…
蛇口をひねったかのようにラミセルを通して大量出血。
恐る恐る便器を見て愕然としました。
そしてペーパーで拭いても、あっという間に鮮血で真っ赤になってしまい…
出血が止まらない恐怖、生理とは全く違う状況への焦りと、ここまできてベビさん出てきちゃうの⁉︎ と一人不安で押し潰されそうでした。
絶対ここで出すものか…と思いっきり膣に力を入れて出血を塞き止め、なんとか御手洗を脱出。
もしかしたら、日頃の経血トレーニングが功を奏したかもしれません…
御手洗から出て歩くと徐々に血の気が引いていくのが分かり、やばい…と思ったら受付のお姉さんが異変に気付いて駆け寄ってくれました。
「具合悪い⁉︎大丈夫⁉︎」と声をかけてくれて、状況を説明したら別室に案内してくれて横になれました。
看護師さんや受付の方が、私が気を失ってないかを心配して何度も見に来てくれて、まだ塊自体は出てきていなかったので、手術になりました。
リカバリールームに移動して術衣に着替えて
横になり点滴をされました。
その時は、なんとか出血は止まってくれていました。
順番がきて、処置室へ移動。
台に上り寝転がった瞬間、下腹部に力が入れられなくなり、また大量出血したのが分かりました。
ぁあ〜〜…ごめんなさい…と思いながらスグ麻酔を入れられ、16秒まで数えたところで意識がなくなりました。
目が覚めるとラミセルの痛みはなくなり、天井を見上げながら、私は静かに現実を受け入れました。
下腹部に鈍痛だけが残り、もうベビさんはいなくなったんだ…と実感しました。
看護師さんを呼んで点滴を抜いてもらい、御手洗へ行くと出血は少量になっていました。
私服に着替え、診察室で意識がまだ薄ら遠いまま3枚のガーゼを抜いてもらい、その時の私は魂が抜けていたというか…心ここに在らず…という感じだったので、
先生から『ちゃんと麻酔から覚めましたか⁉︎』と声を掛けられ、私は小さく「覚めています…」と応え『それなら良かった』と会話は終わり…
看護師さんから抗生物質を貰い、旦那さんに手術が終わったことを連絡し、お会計して終了しました。
滞在時間は、たったの3時間。
クリニックを出て、旦那さんが待っていました。
そこにいてくれて良かった…となんだか安心したのと同時に、
ぁあ…また2人に戻ったんだな…
1ヶ月前の生活に戻ったんだな…と実感しました。
帰りの車内では、ほとんど会話はありませんでした。
でも2人共、お空に帰ったベビさんのことを考えていたのは同じです。
手術当日は今後のことを聞く余裕もなかったので、次回の受診までの1週間は、私の治療・私のこれからはどうなるんだろう…⁉︎と不安なまま過ごしました。
手術前日・11月12日（日）お会計
・再診料
・夜間、早朝加算
・ラミセル
¥5.500
手術当日・11月13日（月）お会計
¥10.730
2017年1月〜11月
合計・¥1.789.272