地下鉄の風景 | FUNKY DOLLのDIARY

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先日、久々に地下鉄に乗りました。


終点がどんなとこだか、景色も分からない地下鉄。

地下街には昇降口も多く「別れ道」もいくつもあります。

でも、終点の「景色」が不思議と目にうかんできました。



その昔、在学中に、就職活動で廻っていた「地下鉄ニユートラム」。

延々と乗り継いで「潮」の香りを感じて降りた終着駅。


コインロッカーもない。

売店もない。

「ここがおしまいなんだな」
と電車を降りて、階段を一歩一歩あがってった。


下からつきあげてくる風が妙に「生ぬるい」と感じた初夏でした。

「あついなぁ」と思いながら、階段のぼりつめて、ついに、昇降口の岐路に立った時に見上げた、照りつける太陽の眩しさ。

右に行けば目指す「謀、印刷所」。

けど左に行ってみれば……………?


潮の香りが不思議なほどの妙な「安心感」運んできてくれました。

目の前に広がる、立ち並ぶ南港「工業地帯」の慌ただしい土煙にくらくらきていました。


あの時は右へ行っても左へ行っても景色は同じだったかもしれません。


その後、地下鉄の日常生活は自分の中では「空気」のようなあたり前のものになってしまったと思います。


何年か後「ご出勤」のため、夜の祇園へ。

花の季節の頃、初春の「桜」のにおい感じながら右の「祇園東山」の降り口へ。

「くらくらする」ほどの肌寒さと、「香水」の香りがゆく先には必ず待ってました。


けど、「左」へ行ったとしたら…………?



妙にその風景から離れられなくなり、結局は「ねぐら」も地下鉄のすぐ真上に。



うっすら明ける夜に地下鉄の「ごぉー」という響きが目覚ましになっていましたね。




今でも、目指す方向ではなく、「逆へ行ってみたら…?」と思うことも多々あります。



懐かしい、落ち着ける地下鉄の風景。


たまに思い出します。