恐らく境界知能か軽度知的障害者の母。
母はあきらかに知能が低い。(恐らく境界知能の次女からもブツブツ文句言われるぐらいだから…)
義理の両親との同居生活では、散々泣かされてきた母。
特に義理の父は酷かった。(私の父は穏やかな人なのに…ホント対照的。)
母を罵倒し毎日のように罵っていた。
小学2年生の私。とても辛かった。
母が叱られてる。馬鹿にされてる。
子供にとってこんな悲しいことはない。
私達4人姉弟みんな祖父のことがずっーと大嫌い。亡くなってからも好きではない。今でも…。
なんでかと言うと…
可愛がられた記憶が全くないから。

私が小学2年生の秋、学校から帰っている途中で母とバッタリ会った。
なんと、母は荷物を抱えて家出しようとしていたのだ。
その後、次女の姉とも合流した。
だけど、次女の姉が上着を着ていなかった為、寒いだろうからと1度家に帰り上着を取りに戻ることになった。
私だけが家に入りゴソゴソしていると、祖父に見つかってしまう。(もの凄く叱られた。)
結局は家出は失敗に終わってしまった。
その日の夜遅く両親は祖父母に呼ばれてなんだか話し合い。
その時、父は遺産を全て放棄して母と家を出るコトを決意したらしい。
母を追い出して、離婚という道もあったのかもしれない。
だけど、父は母を見捨てなかった。
だから、今度は母が父に恩返しする番。
母と父の立場が大逆転。(私達姉弟からしたらコレが面白いのよね。
)
父の認知症はかなり進んでいる。
かなりのボケ老人。
昼夜逆転したり、ご飯も食べてない言ったり…トイレも失敗したりもする。
だけど、ようやく母が大活躍出来る日が来た。(お父さんの介護は任せたよ。
)←口だけ番長の私は逃げるのだった。