小学校1年生の頃から習っているスポーツ(武道)
目で見たことをおぼえるのが苦手な息子は、他の子みたいには全く出来ません。
すぐ泣く息子。
空気が読めない息子。
出来ない息子。
大先生から、『足を引っ張るな。もう来なくていい。』と言われてしまいました。
小学4年生の10月ぐらいの話。
家に帰って、私はブチ切れました。子供に対して。
防具を投げつけ、『もう、やめろ。お母さんはもう付き添いしない。考えなさい。』と…
怒りと悲しい感情が混ざってました。
母親失格です。
お稽古の日、息子が私のところに来て、
『今辞めたら、一生後悔するので続けたいです』って言ったんですね。
この言葉にビックリ。
でも、私はもう行きたくなかった。
本当に行きたくなかった…
それからは嫌だけど、仕方なく付き添いしてました。
全然上達しなかったですけど、息子はそれからは息子なりに頑張ってました。
4年生になって、息子が学校のある事件をきっかけに保健室登校と不登校になりました。
2月と3月だけで19日学校休んでます。
その頃、事情を知ったスポーツ(武道の先生)の一人が、息子に違う曜日に個別でレッスンしてくれるようになったんです。
学校には行かないけど、習い事のスポーツ(武道)は通ってました。
小学4年生の3月〜中学1年生の夏まで、別日に個別でレッスン(ボランティアです)
この個別指導の2年半がなかったら、このスポーツ武道は続けられてはいません。
今年の冬、段の審査にも合格して今は二段持ってます。
今では、決して上手ではないけれど試合で勝てることもあります。(ちなみに体育はいつも内申2です。)
今は8年目、継続して続けられるのはこの個別指導の先生のおかげです。