第6波 保育園や学校での感染状況と検査実施状況 | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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保育所や学校での感染状況と検査の実施状況について3月議会で取り上げました

 

1月中旬からの第6波での感染状況は、3月11日時点で、保育所の児童が552人、職員が216人、放課後児童クラブの児童が147人、職員が13人

 休園の状況は、休日や夜間に陽性者の報告があり、濃厚接触者を特定するために翌営業日を休園とした例を除き、感染拡大により複数日に渡り臨時休園となった事例は、保育園で4施設、放課後児童クラブでの休園ありませんでした

 

学校の感染状況は、小学校が852人、中学校が196人、教職員が63人

学級閉鎖は、小学校が102回、中学校が24回、学年閉鎖は、小学校が2回、中学校が5回

 

検査の実施状況について、こども・健康部長は、「医療機関の逼迫により症状が出た方を優先して実施している状況。濃厚接触者であっても、無症状である場合はPCR検査等が受検できないまま、自宅待機期間を過ごすことになったというケースや、発熱等の症状が出た場合においても、検査をせずに、みなし陽性と判断されることがあり、検査が受けづらい状況であった」という答弁でした

 

文科省が学校に配布した抗原検査キットが、使われないまま使用期限を迎え、大量に破棄されているケースが相次いでいるという報道がありました

 

学校教育部長は、「580回分の検査キットが配布されたが、学校への配布はおこなわず、児童生徒が大会やコンクール等に参加する際に、抗原検査が実施要件になっている場合に使用している。使用期限は1月になっているが、現時点ではまだ廃棄していない。県に問い合わせて適切に対応したい」と答弁

 

必要な方が検査を受けられない状況だったにもかかわらず、検査キットが有効活用されずに使用期限が過ぎてしまっていたことが明らかになりました

 

そのうえ、「マスク着用の徹底、給食時の黙食、マニュアルにそった感染対策を徹底しているので、たとえ複数の陽性報告があったとしても、感染拡大の局面にあるということではない」という答弁

 

このような認識で、感染拡大を抑えることができるのでしょうか

 

保育士や教職員に定期的にPCR検査を実施すること、すぐに活用できるように検査キットを購入することを求めました