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75歳以上の方が加入する後期高齢者医療保険料が、また値上げされます
保険料の改定では、所得割率が0・42%値上げ、均等割が2,470円値上げされ、ひとりあたりの保険料は平均2,292円の値上げとなります
保険料の値上げを抑えるために、剰余金を全額活用している広域連合もありますが、156億円もの剰余金全額の活用はされませんでした
財政安定化基金100億円もリスクに備えて残すとして活用されませんでした
年金収入が少ない方たちへの保険料の軽減特例が21年度からなくなり、重い保険料負担が続いているところに、さらなる値上げとなります
さらに、10月からは医療費の窓口2割負担が導入されます
今でも窓口負担は、通院の頻度が高い高齢者に重くのしかかっているのに、2倍化されれば受診をひかえることにつながります
年金引き下げなど、あいつぐ社会保障の負担増で高齢者の生活は深刻です
保険料の値上げと窓口2割負担導入は、所得が減少し続ける高齢者のみなさんにとって、安心して必要な医療が受けられる機会を大きく後退させるものとなります
後期高齢者医療保険料値上げと窓口2割化の予算に反対したのは、日本共産党と無所属クラブの議員だけでした