今後の公共施設についての | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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朝霞市は、公共施設等総合管理計画にもとづき、公共施設の維持管理方針、個別施設計画「FMアクションプラン」を策定しています

先週、コルセットをまいて出席した、公共施設等総合管理計画検討委員会で、具体的な計画案が審議されました

これまでの会議では、施設の長寿化を行うにあたっての優先順位の検討が中心でした

私からは、老人ホームや保育園、障害者通所施設など、生活の場となっている施設の優先順位をあげるようにもとめてきましたが、検討の際に「代替ができない施設」として加点することが素案にもりこまれました

計画のなかには、施設の長寿命化対策、維持管理費縮減、延床面積縮減など、具体的に書かれています

計画案に、「当面人口が増加すると見込まれており、また、広域を対象とする施設を中心に利用者も多く、貸室等の提供を行う施設の稼働率も比較的高い状況」「延床面積縮減方策の検討にあたっては、こうした市民ニーズを加味して、現状の利用をできるだけ損なわないよう方策を検討していく必要がある」と書かれている点は重要です

しかし、維持管理費縮減方策のなかで、「PFIは選択肢のひとつ」と書かれているにもかかわらず、具体的な例として、千葉県習志野市の公共施設再生事業(PFI事業で施設を複合化、民間活力で運営コスト削減、既存施設跡地は民間事業者が賃貸住宅整備)を詳細に載せています

また、延床面積縮減方策では、公共施設の延床面積が最も多い南部地区(本町、栄町、膝折、溝沼地域)の延床面積縮減について、地区内の施設(南朝霞公民館、中央公民館、コミュニティセンター、溝沼市民センター、膝折市民センター、市民会館)の延床面積をどう削減していくか、具体的にシュミレーションされています

これらの点について、PFIはあくまでも選択肢のひとつということと、南部地区の延床面積縮減は決定ではないことを、あらためて確認し、誤解をあたえるような書き方はさけるべきと指摘しました

審議のなかでは、他の委員からは、延べ床面積縮減を積極的にもりこむように求める意見や利用率の高い施設の使用料の値上げを求める意見もありました

今後、素案がまとめられ、パブリックコメント、市民説明会が予定されていますので、日程が決まったらお知らせします

たくさんの市民のみなさんが利用している施設の今後を決める大切な計画です

ぜひ、みなさんの意見をお寄せください
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