投薬ミスが次々に | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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日々、感じたことを投稿します(個人ブログです)

 


投薬に関する事故が、市内のある有料老人ホームで年間に35件も発生していたことが、決算審議のなかで明らかになりました

これは昨年の話で、コロナ禍でのことではありません
 
毎年、決算審議にあたってすべての事故報告書を取り寄せ、内容を確認していきます
 
そのなかで、ある有料老人ホームで投薬事故が頻発していました
 
その内容は、
「間違って他の入所者の薬をのませてしまった」「廊下に薬が落ちていて誰のものかわからない」など
 
そのうち、どの利用者のものかわからないというものが9件もありました
 
2014年から県から投薬ミスについての対策を強化するように指示があって、事故報告としてあげるように義務付けられました
 
市は施設に対して、直接の指導権限はないものの、事故に関する市の取り扱い要領には「反復して事故が見受けられる場合は県に報告すること」となっていたにもかかわらず、投薬事故が繰り返し起こっていたことに気づけず県に報告をあげていませんでした
 
投薬ミスは命にかかわる問題です