無償ではない「保育無償化」 | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

日々、感じたことを投稿します(個人ブログです)


保育の無償化と言いながら、あらたに徴収が始まる給食費の金額を検討する利用者負担検討部会の2回目が開催されました

国は副食費(おかず代)を4500円、主食費3000円、合計7500円という基準を示しています

小学校の給食費4200円と比較してもかなり高額です

市が示した案に対して意見交換が行われました

委員からは、
「保育の無償化ですべて無料になると思っていた」という方も

「保育の無償化」を実績だと宣伝していた与党の議員(議会からの選出委員)からも、副食費の徴収がはじまることは知らなかったという意見が出されたのには驚きました

徴収した金額で不足した場合の差額は、公費で負担するという市の説明に
「何もかも無償化ではすまない」
「市は潤っているわけではない」
「市民は保育園に入っている人たちだけではない」という意見が続きました

学校の就学援助制度を利用すれば、四人家族で所得420万円までは給食費は無料です

保育園の副食費は、第3子と年収360万円以下(所得ではありません)の世帯は減免と言っていますが、減免の基準が就学援助と比較してもとても低く、主食費の減免はいっさいありません

給食は保育の一環です

保育料は、収入により金額が決定されますが、給食費は一律です

生活が苦しい世帯に対して配慮しながら検討していただきたいと思います

保育園の給食を無償にすることを決定している自治体もあります

6月議会の一般質問で、市の努力で保育園給食の無償化を求めました

市は、市の示す基準額以下に給食費を設定する民間保育園に対して、園児ひとりあたり月額1000円を補助する考えを発表しました
#保育
#保育無償化
#副食費