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１面記事
高額な延長保育料徴収
条例案撤回でも民間園は強行
払えなければ退園か
来年度から市の意向に反し、一部の民間保育園で18時以降の延長保育料徴収を始める準備が進められています
９月議会に延長保育料徴収のための条例案が提案されましたが、一律な徴収は、多子世帯に重い負担となること、通勤時間への配慮が足りないこと、市長への答申を出した保育園等運営審議会に徴収する側の利害関係者が多く加わっていることなどを指摘しました
この指摘を受けて、市長は条例案を撤回
市は、９月議会閉会後、条例案が撤回されたため徴収を見送るよう各園に連絡しましたが、46園中32園が徴収を始めることになりました
非課税世帯などへの軽減もなく、30分延長で月5000円も徴収する園もあります
来年度からいきなり数万円の値上げと言われても払えるでしょうか
払えない世帯はどうすればいいのでしょうか
同意できなければ退園するしかありません
待機児童の多い現状では、延長保育料のかからない園に簡単に転園することはできません
保育所は、児童福祉法に位置づけられた児童福祉施設です
経済的理由で、退園に追い込まれることなどあってはなりません
延長保育料の徴収は中止すべきです
市は、見直しをこれからも働きかけていくと答弁しました
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