娘の高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環で行われている講演会がありました

「なぜ政府は『女性の活躍』を応援するのか」と題して、前厚生労働事務次官の村木厚子氏が講演

村木氏から
「はじめに、みなさんにお聞きします!
安倍総理は、女性の活躍のための仕事を一生懸命やってると思う人は手をあげてみてください」
(手をあげたのはチョロチョロ)
「ふつうだと思う人は」
(手をあげたのは少なめ)
「がんばってないと思う人は!?」
(たくさんの手があがる)(^^;)


税と社会保障の一体改革の話しや障害者福祉の改悪の話しなどはいろいろな思いをもちながらききました

そのなかで興味深い話しも

村木氏がキャリアとして労働省に入省したときは、全省庁で女性の採用は7人だけ

初めて出勤した日の朝に係長がいきなり謝ってきたとか

前日に村木氏を迎えるにあたって、彼女にお茶くみをさせるかどうか、課が大きくわれて大激論したそうです
結論は、お茶くみをしてもらうことになったので、申し訳ないがお茶くみをしてくださいと言われたそうです

また、村木氏からみんなに質問
「もし、そう言われたときみなさんはどうしますか?仕方ないからお茶くみをする人は!?」
(たくさんの手があがる)
「断るという人は!?」
(手をあげたのは少なめ)

村木氏は、わかりましたと、お茶くみをしたそうですが、ずっと後悔し続けているとのこと

30年前の話しですが、いまでも考えさせられる話しです

私も初めて就職したときは、当然のようにお茶くみをしていました

その後、就職した会社は、お茶は飲みたい人は自分で入れる
お客さんには、男女問わず、担当者がいれて出す
片づけは当番制(男女、先輩後輩関係なく)

いまも議員団では、そのようなやり方です

それでも、市役所でも数年前まで、委員会が休憩にはいると、女性職員が毎回、議員にお茶を出しにきていました

代表者会議などで提案し議論して、いまではなくなりましたが


(写真は、浦和駅前で見上げた空)