重度障がい者医療、75歳になったら窓口負担が | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

日々、感じたことを投稿します(個人ブログです)


重度心身障害者医療費補助制度は、医療機関を受診するときに窓口負担がかかりません

(朝霞、志木、和光、新座市の4市内のみですが)


これは子ども医療費と同じです


急にお医者さんにかかりたいときに、窓口での負担がないことはとても喜ばれています


しかし、75歳になったとたんに、医療機関の窓口で、いったん自己負担金を支払わなければならななくなるんです(償還払い)


かかった医療費は、領収書を添付して、市役所に申請します

かかった医療費が戻ってくるのは数か月後になります


75歳を過ぎても、74歳までの方たちと同じように、窓口払いをなくすべきではないでしょうか


きのうの一般質問で、窓口払いをなくすようにもとめました


市の答弁は、

窓口払いをなくした場合(現物給付)のメリットは、

利用者にとっては現金での支払いがなくなり償還払いの申請の手間もかからない

医療機関にとっては、74歳以下の方たちと同じになるので請求事務が混乱しなくなる

市にとっては、償還払いの事務が軽減される

デメリットは、

利用者にとっては、高額療養費がある場合は市に支払われるように同意しなければならない

4市外の医療機関にかかった場合、もれなく申請してもらう

市は、償還払い分の申請がない場合、市が受け取るべきでない高額療養費を受領してしまい、利用者本人に還付する手続きが生じる

というもの


市のいうデメリットは、じゅうぶんクリアできるものです


75歳を過ぎても、窓口払いなしで重度心身障害者医療を受けられる自治体は、県内でも38市町


75歳を過ぎたら、窓口負担のある償還払いとしているのは、県内11市町村のみです



重度の障がい者のみなさんが、75歳をすぎた高齢の方が、そのご家族が、

領収書をなくすなどの申請漏れや、手続きが煩雑なために申請できなくなることのないように


また、申請してもかかった医療費が戻ってくるのは数か月先

その負担の重さを考えるならば、窓口払いをなくすべきではないでしょうか