先月、LEC中野校で行われた

行政書士事務所の合同説明会に参加しました。




そこではブースにお越しいただいた方のほか、

何名かの方に会社説明の案内をお渡ししました。




しかし厳しいことに、

そこから私のLINEを追加いただけたのは

お一人のみでした。


その方も、お友達追加をこちらからも返しましたが、特にメッセージはいただいていません。

もちろん、メッセージいただけたら返します。

こちらからしてもよいのですが、

本名でなく、どなたか分からないのです……。




それで、思ったことを書きます。




割と、行政書士事務所で働きたい層はいます。




これは絶対に一定数いるのですが


最近、思うことが2つあります。




①働きたい気持ちはあれど名乗り出たり、

行動に移したりする人はほとんどいない。


扉をブンッと開けると

一斉に捌けるまっくろくろすけみたいな感じ。

匿名のうちは反応があっても、

「個」になると一気に引いてしまう、というか。


かといって、こっちが歩み寄っても

引かれるムーブもあると思います。



まあ、士業事務所、

取っつきにくいですよね。


私も合同説明会に参加していて、

ここは取っつきやすいかも。と思ったところは

自社も含めてひとつもありませんでした。

(個人の感想とはいえ、誰かに怒られそう(;^ω^))



参加者の方からも

あまり前のめりな質問はなく、

あー、なんか普通の会社説明会とは違うな。と感じました。


取っつきにくい、積極的でない、は

士業の特性あるあるでもあるのかもしれません。




②修行の場とすることをよしとする

行政書士事務所と修行したい人


法人として整えていきたいから長く働いてほしいとおもっている事務所と、会社員と同じように同じところで長く勤めたい人


などがマッチングしていない。


 これは、事務所側も発信できていないし

参加者の方も、どういう形で勤めたいかがふんわりしているんじゃないかと感じました。

(単純に仕事内容やキャリアパスが分かりづらいですもんね…………)




これは私個人の意見であり、

会社の意見ではありませんが


独立を考えつつも組織に属してみて、

組織もいいなと思ってもらえることもあると思うので

私は独立志望であることも一定程度いいと思っています。


とはいえ、で3ヶ月や半年で一人前になれるものではないので

初めから短期間離職を前提にされていては困りますが。


組織に疲れて、もう二度と組織に属さない。という人以外はね、まあ可能性あるかな、って思うのです。


一般企業と士業事務所の組織って違いますし。


これまでの組織で咲けなくても、

士業事務所では活躍できる可能性だって大いにあります。



それに、授ける人、受け継ぐ人がいないと

業界も発展しませんから。

(このあたりも、最近めちゃくちゃ根深い問題じゃない?と思い始めています。)




あと、単純に残念だったのは

本音ベースでのお話しができなかったことです。


勤務行政書士として

いいこと、悪いこと、やりがい、つらいこと

語れることがたくさんあります。


でも、いいことだけを語っても

それはきれいごとでしかなくて

 

厳しいこともセットで

お話しすべきと思っています。

結局、そうしないとミスマッチになるので。




そこで最初の話に戻るのですが、

勤務したいという方は


ぜひ、勤務行政書士の話を

複数聞きに行ってください。

勤務行政書士を前面に出している方は少ないですが(;^ω^)



働いている様子も、

ぜひ見てください。



事務所によって文化が異なりますし、

話にはその人の主観が絶対に入るので、

複数人です。




とはいえ、話しかけづらいと思いますので

勤務行政書士の働き方〜みたいなことを

どこかの機会で発信できたらと思います。


個人的には、

「勤務行政書士として働くこと」はオススメです。




おしまい\(^o^)/