社会科の延長のような分野です。



保育士試験受験生や

保育士になりたい人に限らず、

大人として知っておきたい知識も

たくさん出てくるところです。




社会福祉とはなんぞや?というところから

日本と英米の社会福祉の歴史、

子ども・ひとり親家庭、障害者、高齢者など対象者別の施策、

社会保障制度、相談援助に関してなどを学びます。




大学の頃、

社会学の授業を取っていたのですが

その際、教授から

「福祉とはなにか?どういうことだろう?」

という問いかけがありました。


刺された学生は「公共の福祉」と答え、

「法学部の学生は必ず、公共の福祉って答えるんだよなあ」と笑いを誘っていました。


福祉、って頭の中にほわんとしたイメージはあっても、なかなか分かりにくいですよね。




社会福祉は人として健全な生活が送れることと、

そのための支援を指します。




要は憲法第25条のことですね。


・すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する


・国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならない



これを受けて

様々な法律や制度が制定されています。


その法律や、

制度について詳しく学んでいく感じです。




社会福祉の歴史に関しては、

恤救規則とかエリザベス救貧法とか

マルサスの人口論とかビバリッジ報告とか

記憶の遥か彼方の言葉が

たくさん出てきます。懐かしいです。




保育士とは

ちょっと関係ないようにも思われますが、

高齢者や生活保護の制度、

雇用保険、年金制度などについても学びます。



誰しも他人事ではないはずなのですが、

普段なんとなく生きてると

知らないことも多いですよね。




年金制度や医療保障を抜けると、

最後に相談援助技術用語が出てきます。


相談を受けた際にどうしたらいいか、

解決を目指すまでの流れ、

テクニックなどの用語が出てきます。


あ、これは大事だなと思うのですが、

同時に聞き慣れない単語に拒絶反応も出てきたり。




国家試験って、

学力よりも挫折しない気持ちが

試されているような気がする今日この頃です。




地道に理解して少しずつ覚えていきましょう。


GACKTさんも、

成功と失敗は別れ道ではなく一本道だと言っています。




https://twitter.com/matsuzakichikai/status/1205426818951442432?s=19


時間がどのくらいかかるか分かりませんが、

受験に年齢制限はないので、

結局はどのくらい自分自身ががんばれるか、に

かかってるのかな、と思います。




……と言ってますが、安心してください。

私は結構すぐに心が折れて落ち込むタイプです。