今回は簿記についてです。




勉強をしたいと思ったきっかけや、

もがいている様子などをお話しします。




結論から言うと、2回受験しましたが

合格しておりません。


合格するつもりで

下書きはすでに作っておりましたが、

ダメでした……。



行政書士に受かってるから大丈夫と

周囲から言われまくるのですが、

なにも大丈夫ではありません。



資格を合格率で比べるな、とは

常々思います。




いわゆる勉強垢をやっていると、

皆さん揃いも揃って優秀に見えますが、

私のような一般人がもがいている様子を、

皆さんを勇気づけるべく?公開します。



ちなみに、成功体験より失敗談のほうが

ブログの閲覧数は伸びやすい傾向。




さて、勉強をしようと思ったきっかけについて。



以前、このブログで

開業を考えていたという話をしました。


その際に、開業して

個人事業主になるとしたら

簿記を理解できなければと思っていたのです。



理由は大きく2つあって、

1つ目は、確定申告で必要となるため。


2つ目は、今は会計ソフトでなんでもできる時代なのかもしれませんが、

経営者になるのであれば、

数字はしっかり把握できるようになるべきと思ったから。




ですが、実は同時期に

FPをとるか簿記を取るか悩んでいました。



ちなみに、ファイナンシャルプランナー(FP)は、

家族や家庭にかかる資金、税金、保険、年金制度などの知識を持ち、相談者にアドバイスや資産設計を提案する資格です。


私の場合、こちらは仕事のスキルというよりは

もういい年なのに保険や税金のことなどを

何にも分かっていないため、勉強したいと思っていました。




ということで、入門書を2冊買いました。


目的はあくまで試験に受かることではなく、

知識を得ることと内容を理解することなので、

分かりやすそうなものを選びました。






その結果、

簿記のほうが取り組みやすそうだと感じたので

簿記の勉強を始めました。




大学で簿記論を履修していたのと、

仕事では店舗管理もしていたので、

昔よりは少しだけ数字への苦手意識がなくなっている気がしていました。




そんななか、簿記がテストセンターで

ほぼいつでも受けられることを知り、

簿記3級の受験に踏み切りました。


勉強した成果が

ほしくなってしまったのですよね……。




そしてテキストと問題集を購入。と

いきたいところなのですが、


簿記に関しては素人なので、

どれがいいテキストなのかさっぱり分かりませんでした。


簿記は知名度も高く受験者数も多い試験なので、

テキストの種類がかなり豊富です。


ここで改めて、

初学者向け行政書士試験のテキストの選び方や

ご紹介は、もっとしっかりしていくべきだと気付きました。




そして、テキストと問題集を使った

学習を始めてから、私はようやく気づきました。



試験範囲は常に改定されており、

大学で履修していたものとは

内容が変わっていることを。


履修していた頃も、

ほぼ理解できていなかったんですけどね……。


試験時間が半分になり

問題数も減ったものの、相対的に1問にかけられる時間は減り、かなり効率よく解いていかなければならないことを。




簿記3級は意外と難しいということを。



新しい学問を独学で始めようとすると、
理解までに遠回りをさせられるリスクがあるのですよね。

理解までに時間がかかってしまう。
理解できなかったときに、聞ける人がいない。

そもそも、難しすぎて撤退してしまう。
簿記に限らず法律の世界でもあるあるな話です。



ネットには簿記3級は簡単だとか、
テキストですら7日で習得と書いてありましたが、私には無理でした。

自分への期待値を高く見積もりすぎましたし、
正直、簿記3級をナメていました。
3級という簡単そうな響きに囚われていました。


誤解しないでほしいのですが、
自分への期待値が高い=自分に自信を持っているわけではないです。



反省点として、
 

①スケジュール管理を誤りました。
デキる人のスケジュールに合わせてはいけなかった。

人は人、自分は自分でした。
1度目の受験の時点で、
まだ学習を全て終えられていませんでした。

受験直前になって、
勉強法を間違えたと気づきましたが、
もうリカバリーできませんでした。


②勉強法を間違えました。
テキストから入るべきではなかった。
初めから動画で講義を聞くところから入っていれば、もっと近道できたと痛感しています。

勉強の順番も間違えました。
仕訳→決算→財務諸表の順でやるべきではなかった。
財務諸表→仕訳→決算の順にやるべきでした。

そもそも財務諸表を作るためにやってるのに、
動画を見るまで財務諸表の意味も、
勘定科目の分類も
しっかり理解できていませんでした。


そして問題演習も足りていません。
主に本試験レベルの問題演習ですね。
これに手を付けておりませんでした。

人には散々過去問をやれと言ってるのに、
なぜ同じ過ちを繰り返すのか……。


それと多分、デキる人でも
そんなに余裕がないと思われるくらいに
時間が足りないので、
時間短縮を図るべきです。

見直す時間がないから、
ケアレスミスも多いのではと思います。



さらに、本試験は答え合わせができないため
何をどう間違ったのかが分かりません。
第2問では補助簿の問題が出ますが、
2回とも全く分からない問題が出ました。

第2問を捨てるまではいかずとも、
第3問の精算表をバシッと決められるレベルにしないとこれは受からないなと。


あくまで目的は合格ではなく内容の理解なので、点数だけ届いても自分としてはだめなのですが……。

とはいえメンタルよわよわ丸なので、
今後の受験は未定です。



最後に、2回の試験結果も晒しておきます。





もしこの記事を読んでいる
受験生がいるとするならば


私が皆さんのぶんまで落ちてますので
大丈夫、皆さんは受かります!(根拠はない)