世の中はキラキラした成功体験ばかりなので、

失敗談を書きます。



踏み台にするなりなんなり

してもらえればと思います。




これまでの失敗が

行政書士試験合格に確実に活きています。




私の初めての挫折は高校受験でした。



中学(普通の公立です)に入学した当初は、

学年でトップ10に入れるくらいのレベル感でした。



当時はそれなりに

自分はデキると思っていたし、

親も都立の難関校に

受かると信じていたと思います。



とんでもない思い上がりです。




私は当時、受験のための勉強方法が

最後まで分かりませんでした。


定期テストのための勉強と、

試験に受かるための勉強で

違いがあることも分かりませんでした。


一人でずっともやもやしていました。


受験問題になると

解けないのはなぜなのかと。




学校のテストで出る問題と、

受験の問題ってちょっと違いますよね。


そこには気付いたのですが

そのあとがどうしたらいいか

分かりませんでした。



何を問われているか分からないと

解けません。


試験問題にはある程度出題パターンが

決まっていると思いますが

問題演習ができていないと解けません。


進学塾に行っていた子との差は

そのあたりだったかなと思います。



情報の差。


正しい努力法を教えてくれる人が

いるかどうかの差。


かけているお金と親のサポートの差。



これでも当時は

めちゃくちゃ勉強していました。


朝4時半に起きてました。

もうそんな早起きできません。


でも、努力の仕方を

間違えていたのですよね。


努力そのものは尊いです。

努力してる人は凄いです。


でもでも、

正しい努力をしないと意味がない。




まとめノートを作るのは勉強ではなく作業。

インプットよりアウトプットが大切。


とにかく問題にあたること。

ノート書き写してる暇があるなら

手を動かすべきでした。


それと、自分のレベル感を、

もっと強く主張すべきでした。


親や周りの目を気にして

志望校のレベルを下げられなかったことを、

今でも反省しています。


親の意向に少しでも沿わないようなことは

してはいけないと思い込んでいた自分にも、

もう少し楽に生きたらいいよと

言ってあげたい。


私が受験生だった年には

リーマンショックがあり、

都立高校に人気が集中しました。


志望校のレベルを下げた子もいました。


見栄を張る必要は

全くなかったと思います。



都立高校の合格発表の日。

人はこんなに泣けるのか?ってくらい泣きました。


父に、そこまでかという程

落ちたことを怒られました。



2年間必死に努力して、

志望校のレベルも下げられずに頑張って、

私は今こんなに悲しんでるのに、

全部全部無駄だった。と絶望しました。


高校には行かせられないと言われました。


私立に通わせる金なんかないと。

ましてや進学校でもない学校に行く必要はないと。


母に、パパに高校行かせてもらえるように

お願いしなさいと言われて

なんとか高校には入れてもらえました。



うーん、お願いまでは

しなくてもよかったのでは、、、

と大人になった今では思っています。



ここで生まれた受験コンプレックスは

長いこと私を苦しめました。




大学受験編に続く。