カラー印刷は、「パッと見た瞬間にわかる」という利点があります。
ふだん白黒印刷に慣れていると、カラー印刷をしたときに、こんなにも見やすくなるのかと驚きます。
表の項目名を色分けして対比するだけで、一瞬でどちらの項目なのか分かるようになるのです。
カラーの方が分かりやすいからといって、何色も色を使ってはいけません。
目立たせたいところがどこなのか分からなくなるからです。
色をつけるコツは、「1ヵ所だけ色を付けるなら、どこに付けるか」と考えてみることです。
色を使うことで、探す時間に5秒かかっていたのが一瞬で分かるようになります。
たかが5秒ではありません。
一瞬で分かるものが5秒かかっていたら、その5秒は無駄な時間です。
色をつけると分かりやすくなるので、ミスもしにくくなります。
色を効果的に使うと、作業時間の短縮とミスの防止になるのです。