犯罪と変わらないほどの罪だと思うこと
75歳になる私の母は、
幻聴と妄想に苦しんでいます。
隣の家の人が命を狙おうとしている
家に侵入しようとしているなど、
隣の人の声が聞こえると言っています。
もちろんそんな事実はないのですが、
その声が聞こえることで、家に一人でいる事ができなくなっています。
そして、本人はそれを事実だと思っています。
妄想だという事が受け入れられないという症状なんです。
毎日怖がる母を見ているのが本当に辛いです。
このため、ここ数ヶ月の間で働きに行けない日が何日もありました。
私は、行政への相談、介護保険の申請、精神科で処方量の見直しをしてもらうなど
母が安心して生活できる環境を整えるために、色々と動いてきました。
また、フルリモートで働ける求人に複数応募しています。
私が働きに出た日は、母はひとりで外出するようになりました。
歩行にフラつきもあり、補聴器をつけるほど耳が遠いので、仕事をしていても怪我をするのではないか、帰り道がわからなくなってしまうのではないか等、気が気ではありません。
そこで、母の携帯と位置情報を共有するアプリを利用して、どこにいるか確認できるようにしました。
とにかく在宅の仕事ができる環境を整えなくては…
このことは、当然、きょうだいもその嫁も知っています。
一方、私自身はある人物に騙されて、全財産どころか多額の借金を背負い、人生全てを失いました。
今は、日払いの派遣で何とか母との生活を維持しているところです。
しかし、先日家賃の更新料の支払い通知が届き…
働きに出られない日も多かったことから、自己破産するためにコツコツ貯めたお金も使うようになり…
更新料を支払うためには、休みなく働くしかなく…
土日祝も働きに出る事をきょうだいへ伝え、
母には
週末については、当面の間、私が家に帰るまで、きょうだいと一緒にいてねとお願いしました。
そして昨日のことです。
日曜日ですが私は働きに出ました。
お昼休憩中、母からメールがきていました。
きょうだいに、
「そんなの妄想だ。そんなことあるわけないだろ。馬鹿じゃないのか」
と罵倒されたと。
そして、傷ついた母は、恐怖心に耐えて一人で家に帰ったとのことでした。
私は仕事終わりにきょうだいへ連絡しました。
これまでも、何度も何度も母を罵倒して突き放してきたので、何度も何度も、母の話を否定せず、話を聞いてあげるようにお願いしてきました。
しかし、きょうだいは、
お袋は甘えてるだけだ
俺の生活もあるのに、お袋のために犠牲になれない
毎週面倒みていたらどこにも出かけられない
と。
母は高齢者です。
昨年は6回目のがんで抗がん剤治療も受けてきました。
そして、何とか克服したものの、精神疾患により、怖い思いをしています。
幻聴だとわかっても、聞こえるはずの声が聞こえただけで誰だって怖いはずです。
なぜ困っている人に寄り添えないのでしょうか。
母はもう、きょうだいのところには行きたくないと言います。
私は働きに出ることもできなくなります。
在宅の仕事が見つかるまでは、助けて欲しいと、何度もお願いして、きょうだいもわかったと言っていたのに。
なぜ、母が「怖い」と言って助けを求めてきた時に、突き放すのでしょうか。
どうして、突き放すのではなく、
「大丈夫だよ。怖くなったらいつでもおいで」「ちゃんと側にいてあげるから心配しなくていいよ」と、言ってあげられないのでしょうか。
母を突き放したところで、母の病気は治らないし、幻聴がなくなるわけではありません。
母を突き放したら、母は助けを求める場を失うことになるので、そうなれば、助けを外に求めるようになるはずです。
ご近所や警察などに相談するようになります。
そうならないためにも、家族でちゃんと受け止めてあげることが何より大切なんじゃないかと思うんです。
私は善人ではありません。
正直、きょうだいに対しては、
「いつかバチが当たれ」
と思っています。
きょうだいは、ただ感情のまま、母を怒鳴りつけるだけ。
きょうだいはそれでいいのだと思います。
そうやって怒鳴りつけることで、母はきょうだいから距離を置くようになります。
きょうだいにとっては、願ったり叶ったりでしょう。
でも、その分、働きに出る時間も制限されることから、経済的にも厳しくなるし、ほぼ私一人で背負うこたになります。
高齢者である親を怒鳴りつけたり罵倒したりすることは、結果的に周りの負担を大きくするだけで、また、なによりも母を傷つけている他ありません。
実際には法を犯したわけではありませんが、
私は、そういう言動をとったきょうだいは、
犯罪と変わらないほどの罪の重さがあると思います。