こんにちは、宇土市の中小企業診断士 東原啓介です!

本日が第14回持続化補助金の締切りです。

いやー、2件支援させていただいて、1件はとても気持ちのいい仕事でした。

私が計画書を作成して、事業者の方にも都度確認してもらいながら、しっかりと読んでいただけました。

事業者に渡し、その後事業者ご自身で商工会に出向いて、その他書類の確認や計画書のブラッシュアップまでされて、その旨を逐一ご報告いただいて。

素直すぎるあまり、いろんな話を聞きすぎて道を逸れそうになりがちなのが心配なところですが、とても応援したくなります。

 

 

もう1件は先日から腹を立てているやつでございまして。

昨日商工会に行かれていたようなので申請(郵送)が完了したのかの確認で今朝電話したのですが、出もしないし折り返しもない。

あれだけ様式集を見せながら、賃上げにはこれとこれが必要です、と説明したのに10日になっても用意しておらず。

Hさんの労働時間は?「わかりますけど、120時間てことにしときましょう、それでいいじゃないんですか」とか、

事業場最低賃金は?「900円くらいで書いときましょう(実際898円)」とか、

しまいには「臨機応変にやればいいじゃないですか」と。

 

「臨機応変」はあらゆる事態に対応できる人が使う言葉であって、不足してる人を許すための言葉ではありません。

だって、私や商工会の指導員だけがバタバタして、ご自身はなにも用意して(応じて)いないのだから、その言葉を使う資格がない。

 

こんな事業者に補助金なんて交付してしまうのはどうなのか、あまりに税金を、しかも200万円の補助金をもらう申請を出すにしては気持ちが軽すぎる、と思いながら、採択されないと成功報酬(私の売上)も無いのかと思うと、非常にモヤモヤとしてきます。

 

今は、仕事があればなんでもやりたいという、まだまだ不安定な状況ですが、もう少し余裕が出てきたら、きちんと事業者を見極めないといけないのかもしれません。

「ビジネスモデルが成功しそうな事業者」と「みんなから応援されそうな事業者」は必ずしも一致しないな、と思いました。

中小企業診断士 東原啓介
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