ダイエーでのデイトレードはいかが？

ダイエーは10日、2010年２月期の連結最終損益が20億円の赤字になりそうだと発表した。「棚卸し資産の評価に関する会計基準」の変更に伴う損失などを計上することが影響する見通し。年間配当は前期と同じ無配とする方針。 　売上高に相当するデイトレード での営業収益は前の期比２％減の１兆250億円を予想。ダイエー単独の減収に加え、衣料品専門店子会社の不採算店舗の閉鎖が響く。今期の新規出店は約20店舗を予定している一方、今後３年間で20店舗ほどを閉鎖し、10店舗ほどを建て直すとしている。 　営業利益は18％増の70億円の見込み。不採算店舗の閉鎖などで採算が改善する見通し。経常利益は23％減の20億円を見込む。オーエムシーカード（現セディナ）の合併に伴い、同社が持ち分法適用会社から外れることで営業外損益が悪化する。 　併せて発表した09年２月期の連結最終損益はデイトレード で236億円の赤字（前の期は402億円の黒字）だった。10年２月期以降に不採算店舗の閉鎖などの事業構造改革に伴う費用164億円を損失引当金として計上したことなどが響いた。 　営業収益は前の期比13％減の１兆408億円だった。ＯＭＣカードが連結子会社から持ち分法適用会社となったことが影響した。営業利益は59％減の59億円、経常利益は70％減の25億円となった。 　同時に15日から値下げ商品をデイトレード でプライベートブランド（ＰＢ）商品と一般メーカー商品を合わせて1000品目増やし、現在の4000品目から5000品目に拡大すると発表した。今後も低価格商品を強化する方針