今もまだ、日本の中国地方の観光の最中ですが、昨日から急激に冷え込んで、ますます、韓国の熱いチゲ料理なんかが恋しくなっていますね。ということであまり日本の話題を続けて書いてもと思い、今日は少し前の我が家の朝ご飯の写真をまたご紹介してみます。正直、今一番食べたいものの一つですね。♪ヽ(´▽`)/
すなわち、ソウルが寒くなってから、何より美味しくて朝の出発にぴったりになった種類が、こんな、よく煮込んだキムチのキムチチゲにコギマンドゥ&キムチマンドゥを入れたものなどですよね。トク(お餅)も入っているので、これは「トンマンドゥグク(お餅マンドゥ汁)」といいます。
この時、妻としては、実はもうキムジャンの直前だったので、残ったキムチを処分するための料理だったんですよね。だから使われているキムチも、最後に残った芯に近い部分であり、本来は硬いので本当によく煮込んで柔らかくしてあります。いずれにせよ、体が温かくなるし、美味しかったです!
ご存知韓国の「マンドゥ」は日本の餃子とほぼ同じものですが、たいていは丸い形。漢字では「饅頭」と書いて、本当は日本の「饅頭」も、アンコではなくて肉や野菜が入ったものだったわけです。それを伝えた中国の林淨因さんが、「仏教のお坊さんが食べられるように」と、肉の代わりに小豆餡を入れたのが日本の饅頭となったわけです。そのあたりの話は奈良の、林淨因さんを祀った「林神社」に伝わっていますよね。
さらにいうと、なぜこれが「饅頭」という字を書いたかというと、中国の三国時代に諸葛孔明が、自分が治めた地域で、川の氾濫を鎮めるために人間の頭を捧げるという風習を行っているのを知って、「そんな野蛮なことをするな」として、人の頭に見立てたものを捧げさせたのが、この料理になったわけですね。人間の皮を小麦粉の皮で代替し、中の肉を動物の肉で代替したわけですが、その話はちょっと食べる時には思い出したくない話です。(^^;)
ということで、この冷凍食品の白いコギマンドゥはお肉が詰まっていて、赤いキムチマンドゥはそこにさらにキムチが詰まっています。中のキムチの味が食欲をそそる上に、これは朝の出発にふさわしい栄養満点の“完全食”というやつかもしれませんね。まあ、我が妻自身がマンドゥが好物であるということもあるんですけどね。ヾ(≧∇≦)〃♪
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