今日のは、お勧め料理ではありません。もしかすると引く人がいるかもしれませんが、韓国でお酒を愛する人が愛する、「ヘジャンクク(해장국)」の話題です。ヾ(≧▽≦)ノ"♪
「ヘジャン」とは「解酲」と書きます。日本でも二日酔いのことを「宿酲(しゅくてい)」などといいますが、「酲(二日酔い)」を「解く」という料理なんです。まさに日本のお茶漬け。
すなわち、お腹を膨らませるために食べる料理ではなく、体の中に残った気持ちの悪い酔いを取るために食べるという、主に朝食料理であり、お茶漬けのように、一緒に出てくるご飯を入れて、雑に食べるのがふつうなんですよね。
大まかには3種類あって、最もポピュラーなのは「ソンジ・ヘジャンクク」。「ソンジ」という牛の血を固めたものが入ったスープです。二日酔いはまさに肝臓の弱りなので、血を食べてそれを補うということだろうと思います。固まった血はレバーのお豆腐のようで、独特なので好き嫌いがあります。
次に人気なのは、「ウゴジ・ヘジャンクク」。「ウゴジ」は白菜の一番外側の緑色の葉で、よく煮込むと美味しいです。日を浴びて緑色なので同じようにこれも血になりそうですよね。
最後に一番、軽いのが、「コンナムル・ヘジャンクク」。「大豆もやし」のスープで、たいていは生卵を落として食べます。これはすっきり、さっぱりするので私も好きです。
軽い食事という感じなので安く、ソウル駅前にあるこの店の場合、三つとも4000ウォン(約250円)でした。ソウル駅前ってまさに酔っ払いが多いんですが…。
ということで、飲む時には限界を超えて飲んでしまう韓国人の体を助けている「ヘジャンクク」。三種類をラインナップでご紹介します。(^^;)
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