終戦記念日だった先日、8月15日に、演劇集団アトリエッジさんの特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」観劇してきました。





私の一番好きな劇団である、劇団鹿殺しの劇団員さんが出演するということで観にいったのですが、、


とても、とても良い作品でした。


この作品で初めて目にした役者さんたちがほとんどでしたが、皆さんとても素敵で、そのときを懸命に生きていました。


これほどまでに涙が出るものなのかというくらい泣きました。鼻水が止まらないくらい、泣きました。


あの時代を生きた人たちの、苦しさも悲しさも楽しさも全て糧にして生きてやるという熱量に胸を打たれました。散って行くことを、そのときの力に変えているような、そんな印象。


そして、整備士の辛さを改めて実感しましたね。仲間が死にに行くための飛行機を整備する。プライドをかけて、万全の機体を。命をかけて、整備する。出撃する人だけじゃない、本当に全ての人が命をかけていたのだと実感しました。



自分自身、学生時代から特攻隊について調べたり本を読んだりしていたこともあり、戦争の惨さはもちろん言うまでもなく。


けれど、特攻で出撃されていった方たちの人生を垣間見たとき、何故だか「美しい」と感じます。


戦争賛美ではありません。戦争のない時代に生まれた人間だからこそ、綺麗事が言えるのだとも思います。


絶望や希望を抱き散華されていった方たち。


その多くが、同年代かそれより若い方。


なんと強く、清らかで美しいのかと感じます。


きっと綺麗事です。日本を憎み、泣きながら出撃した方もいたことでしょう。


それでも、出撃をされた方々に敬意を表したい。敬意という言葉が正しいのかは分かりません。でも、戦争について誰が悪い、誰の責任、などは置いておいて、ただ散って行かれた多くの方々に、敬意を。


もちろん、特攻隊の方々だけでなく、戦争の時代を生きた全ての人に。


今、日本はいい国ですか?


この作品で問いかける問題です。いいとも、悪いとも答えられるような。便利で充実していることが、果たして幸せなのか。心の距離は広がってしまっていないだろうか。いい国になったと、心から言えるのでしょうか。


この国はいい国だと、日本の誰もが堂々と言える日がきたなら、靖国神社で再会したであろう彼らと、少しは笑って話せるのだろうと思います。




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