パパを見送りに行った日、
前泊したホテルで、美咲が嘔吐しました。

嘔吐の処置について、何気なく携帯でしらべていたら、
嘔吐の原因て、中にはすごく怖いものもある、ということを知りました。

頭が真っ白になり、
恐怖に泣きそうになりました。

美咲までいなくなってしまったらどうしよう。
そんな不安に襲われて、
平常心を失いそうになりました。


死産をしてしまった私は、
小さいことにも、どうしても神経質になってしまいます。

99%大丈夫、と言われていた妊娠だったのに、
私は残りの1%を引いてしまった。

どんなに可能性の少ないことでも、
自分に起こりうる可能性があるんだ、ってことを、身をもって体験しただけに、
つい不安になってしまいます。


美咲の嘔吐が止まり、熱も治まり、
すやすやと寝息をたて始めた後も、
私は朝になるまで、一睡もできませんでした。

美咲の心臓が止まらないか、
確かめていないと落ち着きませんでした。
(今思うと、縁起でもないこと、考えちゃいけないね・・)

守れるのは私しかいない。
そう思うと、ちょっとの変化も見逃しちゃいけない、という気持ちでいっぱいでした。


今まで、妊娠している人や、無事に出産した人を見ると、正直辛かった。

でも、娘がいる私にとっては、それがどんなに贅沢な望みなのか、
今回のことで思い知らされました。

私のそばには娘がいる。
娘が元気で育ってくれることだけで、
どんなに幸せなことか。

娘が笑顔を見せてくれる。
声が聞こえる。
抱き締めることができる。
これ以上の幸せなんて、ない気がします。
十分すぎるくらい幸せなことなんだ、と思いました。

極端な話しだけど、
娘がいてくれる私にとっては、
二人目が欲しいなんて、とても欲張りな願いに思えました。
求めてしまったら、バチが当たりそうな気さえしました。

それくらい、美咲の健康を強く強く望んでいます。

美咲は私の宝物です。
絶対に失いたくありません。
大切に、大切に、これからも愛していきます。


子どもを無事に育てるって、本当に大変なことですね。
今回、嘔吐してしまったことで、本当に不安になってしまって、
これから先、同じような不安を何度も乗り越えていかなきゃいけないなら、
二人目なんて無理だよ、って考えたりもしました。

大切に育てたいけど、
不安になりすぎるのも問題だよね(>_<)
もっと強くならなきゃ。
自信を持たなきゃ。
私はおかあさんなんだ!!


とりあえず、今日はすっかり元気を取り戻した美咲を見て、
だいぶ気持ちも落ち着きました。


写真は、今日お祭りで作ってきた手形。
初めての、美咲と私の共同作業です♪

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