今まで、結婚祝い、出産祝い、旅行のお土産などで、たくさんの写真立てをいただきました。

飾りたい写真はたくさんあるものの、
写真を選別する時間がなく、
飾るスペースもなく、
箱に入れたままになっていました。

でもアメリカに来て、部屋中に写真を飾りたい気持ちがムクムクムク・・・・
(なんとなく、アメリカのお家って "写真がいっぱい" なイメージ)

思い切って、膨大な数の写真の中から、
「これだ!」という写真をセレクトしました。

フレームの大きさも色々なので、
どの写真でもいいわけではなくて、
選ぶのにかなり時間がかかりました(^v^)

CVSで写真をプリントしてもらい、
ちょうどいい大きさにカットして、
フレームに納め、並べてみたところ・・・・

すごい!
豪華☆
賑やか!!
 
 
 
そして。
たくさんの美咲の写真を眺めているうち、
「二人目の子の写真も飾りたい。」と思うようになりました。


私が息子に対面した時、
息子はすでに天使ちゃんになっていたので、
写真は撮りませんでした。
その分しっかりと、目に焼き付けてあります。

なので、息子の思い出として残っているものは、
私の大きなお腹の写真と、
へその緒の写真です。

お腹はちょっと恥ずかしいので、
(腹巻も写っているし・・・(^v^))
へその緒の写真を飾ることにしました。

DSC_2876





DSC_2878










今考えると、
どうしてもっと早く飾ってあげなかったんだろう。

お骨はお寺だし、遺影も何もないし、
こっちに来てからはお花も飾っていなかった。
赤ちゃんに、「存在を忘れてしまったの?」って思われてしまったかも。
ひどい母親だ・・

こうして息子の場所を作ることができ、
「あなたも立派に家族の一員だよ」と伝えることができ、
安心したし、とても嬉しいです。

ここで家族の声、いっぱい聞いてね。




死産してから9ヶ月。
渡米の準備があったり、
慣れないアメリカでの生活が始まったり、
本当にあっという間にここまで時間が過ぎました。 

悲しむ暇を与えてくれなかったこと、
赤ちゃんに感謝しています。


「命の大切さ、感謝の気持ちを忘れないようにしよう」

あの日そう決めた通り、
時間が経てば経つほど、
美咲への「ありがとう」の気持ちはどんどん強くなっていきます。

可愛い笑顔を見せてくれた時、
「ママだいすき」って言ってくれた時、
気持ち良さそうに寝ている時、

何気ない仕草や言葉や成長が可愛くて、胸がいっぱいになり、
一日に何度も抱きしめてしまいます(^v^)

パパとママのところに来てくれてありがとう。

この気持ちはますます強くなっていきます。

わけもなく、「ありがとう」と言う私に、
不思議そうな顔で「なんで?」と聞き返してくる美咲♪

だって本当に、奇跡としか思えない(^v^)



もし、息子が無事に生まれていたら・・・
今は生後5ヶ月になります。

家族が増え、可愛い盛りで、とても幸せだったかもしれませんが、
育児で外に出られない分、
自分の時間が取れない分、
きっと今よりももっと、アメリカ生活に慣れるのに時間がかかったかもしれません。

要領の悪い私を知っていて、
赤ちゃんは、「このタイミングじゃない方がいい」って思ったのかもしれませんね。

でも、要領が悪いなりに、頑張ったのにな。
(パパにしわ寄せがいくのかもしれないけど・・・笑)


半年が過ぎて、子作りはもう解禁になっているのですが、
身体はまだ本調子じゃないかもしれないし、
無理がないように、ゆったりと、会える日を待とうと思います。