幸いにも愛犬モカは昨年の大手術以来、これといって大きな病気もなく元気に過ごして来ました。

 

実はモカの主治医は昨年の大手術の事は知りません。

 

昨年、原因不明のクシャミ、鼻水、発作的な呼吸困難を繰り返し、その都度主治医に駆け込み抗生剤を飲みながら不安な2ヶ月間を過ごしました。

 

それでも改善は見られず抗生剤投与にも限界がありました。

 

「当院での治療には限界があります」

 

「見放す訳ではありません。サポートはしますよ。」

 

私は原因不明の状態でのこの言葉は全く受け入れる事が出来ず、とても冷たく響いたのです。

 

「原因追求には大学病院で麻酔が必要です。高齢のフレブルに麻酔は危険ですのでお勧めできませんね。」

 

主治医の見解に間違いはなく、モカの年齢を考えた時、リスクの少ない現状維持を勧めてくれたのです。

 

「ではどうしたら・・・主人と相談します」

 

「取り敢えず、一週間分の抗生剤を出しときます」

 

これが最後の通院となりました。

 

しかし度重なる鼻血と発作が続き、セカンドオピニオンに相談した所、迷わず大学病院の診察を勧められ紹介状を書いて貰ったのです。

 

結果、内視鏡検査により鼻の奥に大きな葉っぱがはまり込んでいた事が原因での発作と判明。苦しいはずです。

 

他にも呼吸を妨げる悪い部分があり切除した事で気道が腫れ気管切開にまで至ったのです。

 

確かに主治医の言ったとおりの大きなリスクでした。

 

この経緯を主治医に話せずに春が来てしまい、今年も愛犬のワクチンとフィラリア予防の案内ハガキが事務的に送られて来ました。

 

主人と相談した結果、手術に至った経緯を知るセカンドだった先生に今後の主治医になってもらう事に決めたのです。

 

今更かもしれません。

 

でも11歳になろうとするシニア犬はこれからが大切になるだろうとも思うのです。

 

セカンドを主治医としてお願いするには訳があります。

 

ペットを救う為の治療は勿論、飼い主の心に寄り添ってくれる気持ちがより強い先生だと感じたからなのです。

 

今後はモカだけでなく、飼い主の気持ちのサポートも必要になってくるのだと思います。

 

新たなワクチン接種。

写真入りではなくなり、少しだけ寂しいですね。

 

10年間、ずっとセカンドの立場だと認識しながらも主治医不在時には丁寧に診てくれた獣医師。

 

今までのワクチン接種からの変更理由には触れませんでした。

 

しかし、どこかモカの余生を任されたという責任がにじみ出ていた気がします。

 

「ねえ、モカはどう思う?」

 

本当はモカと会話が出来れば一番よいのでしょうねキョロキョロ