川崎PR公式ブログ

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by 川崎純情小町☆

本ブログでは川崎市の魅力を全国・世界に発信していくべく、川崎のご当地アイドル「川崎純情小町☆」が各担当区の情報やお店、スポット、グルメなど様々な魅力を投稿していきます。

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こんにちは!るかぴょんPRブログのお時間です🎶

今回は二ヶ領用水を繋ぐ大石橋の先にあり、大山街道の歴史や、当時の環境などに関する 「歴史的で貴重な資料」を管理している大山街道ふるさと館さんをご紹介!



みなさんは大山街道をご存知でしょうか?

大山街道とは現在の国道246号線に沿っており、東京都の赤坂から神奈川県の大山を結ぶ道として、古くから多くの人に使われてきた街道のひとつです。


歴史と文化を継承して、いまを生きる人々のくらしに役立てるために誕生した「大山街道ふるさと館」。


ここでは、大山街道周辺の歴史や民俗資料、ゆかりの美術・文学作品などの展示をメインに行っています。

また、地域の人々のコミュニケーションの場にもなっており、2階の談話室横には『子ども大山街道探検クラブ』さんの令和6年度の夏休み課題研究作品として

二ヶ領用水、ガーデンアクアスなど様々なテーマの模造紙が展示されていました。(取材当時)



また、元々こちらは高津町役場(たかつまちやくば)の跡地であり、平成4年8月1日に開館した建物になります。

建物の外装は和風な招き看板に高津町役場時代の写真が貼られており、この場所で昔本当にあった景色をモノクロで見ることが出来ます。



フロアは3階建てで

1階に展示室などがあり

2階にあがると談話室やイベントホール

3階には会議室と和室があるそうです



さて、1階は入るとすぐ大山詣り(おおやままいり)の展示と

書道家の島崎鳳濤 (しまざきほうとう)氏による 大山街道の文字が大きく展示されています。





こちらの大山詣りには歴史があり、鳶(とび)などの職人たちが巨大な米太刀を江戸から担いで運び、滝で身を清めてから奉納と山頂を目指すといった、他に例をみない庶民参拝であったとされており、そうした姿は当時の流行であった歌舞伎や浮世絵にとりあげられ、また手形が不要な小旅行であったことから人々の興味関心を呼び起こし、江戸の人口が100万人の頃、年間20万人もの参拝者が訪れたとされています。(館内解説参考)


こうして大山詣りは先代の意志を代々継ぐことで今日まで知られるパレードになっております。


また平成27年度に創設され、有形無形を問わず地域の文化財をパッケージ化し、歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を象徴する証である日本遺産に認定されました。



展示室へ向かう先にはなんとこちらの建物の前にあったと先述した高津町役場の模型が展示されております。

こちらは模型ですが昭和3年の建物の外観と考えると現代に近しい感じもあり西洋風に作られていますよね、



そして奥の展示室は当時実際に日常の中で使用した民具(日用品)が置いてあり、こちらはひとつひとつ寄贈品になっています。



こちら ゆずたんのPRブログ(100チャレ)でも登場した灰吹屋さんの当時の写真もありました!




紙類の歴史資料は照明による日焼けだけでなく湿度でも劣化も激しいのですぐ見えるところに湿度計があり、資料は見やすい明るさですが後世へ繋ぐ思いや工夫といった学芸員さんの想いをこのフロアから感じることも出来ました。






また、1階スロープの展示スペースにはミニ企画展というブースもあり、個人でも応募が可能となっております。

展示期間は、1団体2週間程度で、これまでと絵画や写真等文化作品発表など多種多様な作品を展示してきています。



常設展も見応えがとてもありますがミニ企画展で新しい作品との出会いもあるかもしれませんね!


是非 大山街道ふるさと館へ行ってみてください!


【店舗情報】

川崎市大山街道ふるさと館


住所:川崎市高津区溝口 3-13-3


入館料:無料


営業時間:9:30~21:30(展示室10:00~17:00)


休館日:年末年始(2025年12月28日~2026年1月4日)


アクセス:

・JR南武線武蔵溝ノ口駅下車徒歩7分

・東急田園都市線高津駅下車徒歩5分

・東急バス 溝口駅北口バスターミナル

 5番のりばから乗車2つめ「高津」下車徒歩1分


HP:https://furusatokan.info/



#小町100チャレ ご協力ありがとうございました!