iR Shellの最新バージョンである3.9がリリースされています。
なお、このバージョンを最後に、製作者のAhMan氏はPSP Homebrowの開発から手を引くようです。
前回のバージョンとの変更点は
・CFW3.80M33-2, M33-4, M33-5に対応するようにした。
3.80M33-1, M33-3は技術的な問題で対応していないそうです。
・Popsloader Version 2に対応した。Version 1には対応していないそうです。
・1.50 Kernel Addonを適用した3.71M33と3.80M33では1.50カーネルモード用iRSellで互換性のない機能があったが、これを解決した(?)
・ISOの互換性の向上。
・NetHostfs MaxモードがMPAに対応した(PSP-2000のみ)
・いくつかの古いファームウェアを対応から削除した。
・EXTAPP15ファイルとEXTAPP3Xファイルを統合し、3.xx用アプリはEBOOT.PBP、1.05用アプリはEBOOT15.PBPとリネームします。
・いくつかのBug Fix
○Launch XMBを実行したとき、No-UNDモードでもUMDディスクアイコンを表示するようにした。
○NetHostとUMDの互換性問題の修正
○NP9600 NoUMDモードと、PSOneゲーム経由のNetHostの起動の互換性の修正
○NetHostを終了する時、たまにクラッシュしていた問題を修正。
となっています。
では解説に入りたいと思います
1.以前のバージョンのiRShellが導入されている場合は、irsautoboot.prxプラグインをOffにして、削除。
メモリースティック内のiRShellに関係するファイルは全て削除しておいてください。
2.qj.netさん からiR Shell v3.9をダウンロードしてきます。
3.ダウンローしてきたpspirshell39public.zipを解凍します。そうすると、このようなツリーになっています。
15795_pspirshell39public
├IRSHELL
├PSP
│├GAME
││└irshell2x3x
│└GAME150
│ ├irshell150
│ └irshell150%
├seplugins
│├irsautoboot.prx
│└vsh.txt
├iR Shell 3.8 FAQ.pdf
├iR Shell 3.9 User Guide.pdf
└release_note.txt
3.IRSHELLをms0:にコピーしてください。
4.3.xxカーネルモード用のiR Shellを使用する場合はirshell2x3xをms0:\PSP\GAMEにコピーしてください。
1.50カーネルがインストール済みのPSP-1000の場合は、irshell150とirshell150%をms0:PSP\GAME150にコピーしてください。
5.irsautoboot.prxをms0:PSP\sepluginsにコピーし、vsh.txtにms0:/seplugins/irsautoboot.prxと書き加えてください。vsh.txtがない場合はテキストファイルを作成して、書き込んでください。
6.リカバリーモードから、irsautboot.prx[VSH]をEnabledに変更してください。
7.Exitでリカバリーモードを抜けると、自動でiR Shlellが起動するはずです。
こんな感じですもし起動できなかった場合には手順1.からやり直してみてください。
質問等ありましたらコメントしてくれればkjjyが可能な限りお答えします。