Dark_Alex氏よりUniversal Unbricker v4がリリースされました。
このツールは、CFW3.80M33-5のインストール、SCE公式のFW3.80のインストール、
NAND FLASHのバックアップ及び書き込みなどができるようになり、BrickしたPSP-1000,PSP-2000を
修復すろことができます。
v3からの変更点
・カスタムテーマを使用している場合は、インストーラを起動しないようにした。
→v3での不具合に対する対策のようです。
・Flash2に存在するPSN DRMファイル(act.dat)をメモリースティックにバックアップし、修復時にリストアするようにした。
・Flash2もフォーマットするようにした。
・3.71M33-3の代わりに3.80M33-5をインストールするようにした。
では、このブログ初の解説をしていきたいと思います
準備するもの
・CFW 3.52 M33-3 以降が導入済みのPSP-1000又はPSP-2000
・despertar_cementerio4 (Dark_AleX氏のサイトからダウンロードしてください。)
・"Magic Memory Stick" 又は 通常の メモリースティック Pro Duo (Duoは使用できません。)
・"JigKick Battery" (Universal Unbricker v4 使用時に必要になります。)
・v1.50、v3.40、v3.80のアップデータ
手順
1.リカバリーモードを開き、Game Folder Homebrowを3.80 kernelに設定する。
2."Magic Memory Stick"をPSPに挿入し、PCとUSB接続して"Magic Memory Stick"ノフォルダを全て削除します。
3.ダウンロードしてきたdespertar_cementerio4を解凍します。そうすると、以下のファイルが展開されます。
despertar_cementerio4
├despertar_cementerio/
├leeme.txt
└readme.txt
4.空っぽになっている"Magic Memory Stick"に、ms0:/PSP/GAME フォルダを作成します。
ms0:PSP/GAMEにdespertar_cementerio/を、ms0:にそれぞれリネームしたアップデータ(150.PBP 340.PBP 380.PBP)をコピーします。
そうすると、メモリースティックの中身はこんなツリー構造になっているはずです。
ドライブレター:¥
├PSP
│ └GAME
│ └despertar_cementerio
│ ├EBOOT.PBP
│ ├libpsardumper.prx
│ └pspdecrypt.prx
├150.PBP
├340.PBP
└380.PBP
5.XMBから Despertar del Cementerioを起動し、×ボタンを押す。そうすると、ファイルの展開が始まります。
6.メモリースティックのルートディレクトリに"kd", "registry"が作成されていることを確認する。
※msipl.binを書き込んでいないMSの場合にはmsipl.binも作成されるので、
PCもしくはPandora Installer for 3.xx Rev 3で書き込んで、MMSの作成を行ってください。
7.PSPのバッテリーを外し、"JigKick Battery"を挿すと自動でUniversal Unbricker v4が起動します。
ボタン操作は以下の通りです。
・ ×ボタン :CFW3.80M33-5がインストールされます。
・ ○ボタン :FW3.80がインストールされます。
・ □ボタン :NANDをms0:/nand-dump.binという名前でdumpします。
dumpが終了すると、自動的にPSPをシャットダウンします。
・ Lトリガー+Rトリガー+HOME+START :ms0:/nand-damp.binをPSPに書き込みます。
※NANDの書き戻しは大変危険な行為なので、自己責任でお願いします。
さて、こんな解説ですが、お役にたてたでしょうか
なにか不明な点があればコメントして頂ければ返答しますので、よろしくです