10ASIA BIGBANGインタビュー スンリ-1

「着実にずる賢くやることだ」

山の頂上では風はより一層激しいものだ。 昨年BIGBANGが体験した事件と事故は彼らがトップの座にあったためにより一層苛酷で危険なものだった。 そして反省と刷新の時間を終えて出されたBIGBANGのアルバムの題名は< ALIVE >。音楽チャートでの成果、海外授賞式での受賞、放送とインターネットを通じて出会うさまざまな舞台と活動以前にファンたちが最もうれしかったのは危機の状況で座り込まなかったBIGBANGの生還の便り、それ自体だっただろう。 そして反省と治癒の時間を一言一言話す代わりに「冬は過ぎて春が訪れる」という一節で新しい時間を知らせた。「Blue」は最も静かだけれど最も重みのある、BIGBANGのカムバックを知らせる方式だった。 すぐにその最初の小節でBIGBANGの春を呼び起こしたスンリに会った。 去年の冬、氷の下で生きていただけでなく止めることなく成長してきた7年目の芸能人が打ち明けた生存秘法は率直淡泊だが一方では驚くべきことでもあった。

「実際BIGBANGは再び活動が出来ないと思った」

10.国内の活動は終えたけど、相変らず忙しそうだ。 海外の活動もあって、広告撮影もあって。
スンリ：そんなに忙しくないのかもしれない。 ただいつも忙しそうなのがBIGBANGのコンセプトなので(笑)実際今回の活動は色々な仕事もあったし、出演する放送も限定されているところで、BIGBANGのファンたちの期待に応えなければならないというプレッシャーも大きかった。 それにまだBIGBANGが健在だということを見せるのに力を多く使った。 個人的にも今まで見せた活発で元気で明るい末っ子スンリのキャラクターよりも、重量感ある姿を見せようと努力をたくさんした。 メンバーの兄さんたちに認められたかったし。

10.それにしても「Blue」が最初の曲として公開された時、感情を押しながらもきれいな導入部の声に対する良い評価が多かった。
スンリ：録音する時すごく大変だった曲だ。 BIGBANGの歌の中で僕がリフレーンを担当する歌は何曲もないけど、先行公開するタイトル曲の導入部を歌うのだからプレッシャーが大きかった。 でも、録音しながらジヨン兄さんが「お前の声が生きてこそこの歌が生きる。 お前の声を思って作った歌だ」とたくさん励ましてくれた。 何回も修正しながら録音を終えたのを思い出す。

10.歌う立場ではどうだったか。 メロディだけでなく歌詞も重要な歌だけど。
スンリ：録音する時歌詞に気を遣ってくれという要請を受けたりもしたけど、冬が過ぎて春が訪れるという歌詞自体に多くの意味が含まれている。 今になって言える事だけど、実際僕は本当にBIGBANGがもう一度活動は出来ないと思った。 大衆の失望を克服するには幼かったし、恐れも多かったから。 そうしてるうちにMTV EMAために久し振りに5人が一つになったけど、その時またやれるという希望が見えたよ。 14時間飛行機に乗って、6時間かかって授賞式場に行きながら5人が一緒にいる事に全く何の問題がないような気持ちだった。

10.5人が集まった時そんなエネルギーを作り出すことができる理由が何か。
スンリ：5人が好きなことが1つだからみたいだ。 僕たちは全員音楽が好きだから。 実際5人の中で1人でも狂いが生じれば崩れてしまうのに、そんな共通点があるからとりあえず会って話ができるんだ。 共感があるから一緒にいる時、そこにシナジーが生まれる。