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He is a real musician,
“Everything is ‘Muse’ to me”
 
クォン・ジヨンとG-DRAGONは本当に違う。
舞台の上でG-DRAGONという名前で公演をする時、
カリスマあふれた彼と普段の姿がとても違って戸惑うことが多い。
自分の舞台はもちろんメンバーたちの舞台一つ一つまで
モニタリングするリーダーとしての姿と、
普段の23の青年はいたずらっ子のようだ。
どこでもうつぶせになって眠ろうとするし、どこでもぺたっと座り込む。
ミーティングや練習の時は一番最初に準備して一番最後に挨拶をする。
メンバーたちと遊ぶ姿を見れば近所のお兄さんのようだ。
 
「キューシートちょっと大きく付けてください!」
公演開始前、衣装に着替えたジヨンの声が高まる。
いつのまにか顔から茶目っ気が消える。
舞台に上がって最初の曲を歌うまで
控え室でG-DRAGONの頭の中には数多くの考えが行き来するのだろう。
他のメンバーたちよりも責任が重大な、彼はリーダーであるためだ。
 
インスピレーションはすべてのものから受けます。
人と人との関係、どんな出来事において伝わる印象、
旅行に行くとき等など。
日常生活のいろいろな事でインスピレーションを受けます。
僕の歌に偽りはないです。
僕が経験して感じたものなどをベースに使って、
だから多くの人々が共感するようです。」
 
まだ20にもならない少年が
ビッグバン全てのアルバムを作詞・作曲したといえば人々は、まずは笑う。
信じない。その次はまぁまぁな音楽だと思う。だが、どちらでもなかった。
ビッグバンの1集のアルバムは国民の歌になる程愛されたし、
多くの人々が今彼が天才だと思っている。
だがG-DRAGONはそういう話はプレッシャーになると手を横に振る。
学生が一生懸命勉強して1等になっても天才だという話はしないように、
自分も過分な賞賛よりも、いつまでも一生懸命やる人でありたいと話す。
“天才”はどんな偉大な発明をしても褒め称えたりはしない。
当たり前だからだ。
だが、天才ではないG-DRAGONは音楽一つ一つに渾身の力を込める。
真のミュージシャンになるという夢があるから、
どんな瞬間もあきらめないで努力するのだ。
 
「ミュージシャンというのはとても大衆的過ぎてもいけないし、
かといってとても遠く離れてもいけないようです。
その人だけの魅力やオーラが音楽の色ににじみ出て
それが好きだというマニア層が形成されなければならないようです。
ミュージシャンらしいミュージシャンになるのは・・・本当に難しいです。」
 
10代から3040代まで多様な年齢層のファンを持つビッグバン。
彼らがあげるビッグバンの魅力はまさにこういうものだ。
5メンバーの魅力が等しく出されるビッグバンの音楽は
拒むのが難しい誘惑のようにファンたちの心をとらえた。
 
「僕にとってファンたちは日記帳のようです。
幼いころ書いた絵日記を後から広げてみれば、
僕がこの時何をしたのか知ることが出来るでしょう。
ファンたちも同じことです。
映像や数多くの資料を持っていて、僕がいつ何をしたのか知っています。
時間が過ぎて開いて見れば心が温かくなる絵日記のように、
僕にとってファンたちはそんな存在です。