
“最高より、意味のある歌手になりたくて”
穏やかなカリスマ、舞台に向かうと一途。頼もしい歌手テヤン(23・本名 東永裴) の夢は何だろうか。
「この夢が大きいのか小さいのかよく分からないですが、長く舞台に立って変わらず常に最善を尽くしたいです。」
素朴な夢だが彼の目つきは歌手としてのプライドがにじみ出た。今までただ前だけを見て駆けていたとしたら、今は周りを見回せる余裕もできた。
「以前は誰もが認める人、世界最高の舞台に立って「あの人は本当にすごい」という声を聞きたかったです。今でもそうなりたいよ。でも、今までやってきて思う事は最善を尽くしたいということです。 そうすればある誰かにとっては最高になることができるでしょう。」
自分が作る舞台が多くの人々に良い影響を与えればいいと思うと話した。良い趣旨を持った公演をしたいという考えがどんどん多くなると。
「良いメッセージを与えることができる公演をやってみたいです。私がもう少しうまくなって影響力を持った後にやれることだけれど・・・ がんばっている子供たちのためにとか、そんな意味のある公演をやってみたいです。」
自分の名前のように、テヤンは歌手として世界を輝かせるために努力していた。きらっと光る星になるより総てのものを豊かに育てるような、まばゆい暖かい日差しのようなアーティストになるために今日も一歩一歩歩んでいく。
「今年は執着と欲を捨てて粘り強く活動をしてみたいです。ソロアルバムの一曲だけをやるのではなく、色々な曲をお見せしながら根気よく活動しそうです。」
絶えず悩んで努力する生活の中で音楽に向かう情熱と他人に対する愛情を失わないテヤンの姿が、見守る人々までも笑顔にさせる。