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[スター日記]T.O.P
“砲火の中で、私を捨てなければ”
'パンパン' と起こる爆弾音、戦争の渦。これが夢なのか現実なのかよく見分けがつかない。

映画 「砲火の中で」の現場に身を投げた。昨日まではビッグバンの長兄で舞台の上をかき回していたのが、今日は戦争の中に身を投じた学徒兵「オ・ジャンボム」になった。

ジャンボムの手紙をとてもたくさん読んで声がかれたし、長い間の戦争シーンの撮影で体力は底が見えた。しかし何より大変なのは私の中の無数の役たちだ。

ビッグバンのT.O.Pとジャンボム、同時にチェ・スンヒョンを保つ事が難しい。寝つきも良くない。

指揮官もなく浦項の一学校でその身ひとつで北朝鮮軍と立ち向かわなければならなかった学徒兵 71人を導く中隊長ジャンボム。

彼が感じた見慣れないものと恐怖、責任感がメンバーたちと離れて一人きりの映画現場に身を投じた私の中にも伝わって来る。

私は幼い頃から特に映画が好きだった。人の心をほしいままにする映画的な感性が好きだった。

タランティーノの映画や 「ゴッドファーザー」 「スカーフェイス」のアル・パチーノもすごく好きだった。「トレインスポッティング」を見ながら一生懸命に生きなくちゃいけないと思ったりもした。

私も誰かにこんな強烈なエネルギーを伝えることができるかだろうか。

今回映画を選んだのも、私を好いてくれる誰かの 「力になりたい」という気持ちが大きかったからだ。

ジャンボムに変わるためには私を捨てなければならない。

「ここは私がいる所ではない」という思いはだんだんとぼんやりして 「うまくやりたい」と言う気持ちが湧きあがる。