最近立て続けに、カーティン大学を卒業し手の免許取得する方法を尋ねられたので、このブログでわかっている範囲内で紹介したいと思います。

 

以前はAbbreviated Bachelor Course (2年次編入コース)があり、オーストラリア以外の他国で免許を取得した人は、このコースで3年間勉強して卒業できれば免許取得となっていました。
そしてMaster of Physiotherapy Courseは、おっしゃるように他国の理学療法士は入学不可能でした。

しかし、つい最近から内容が変わり、他国の理学療法士は以下の2つのいずれかの方法で免許取得可能となります。


1. 4年のBachelor of Physiotherapy を卒業
クラスは半年ごとに変わり、学生のほとんどは高校卒業したての人です。オーストラリア人が9割を占めます。

メリットは、ゆっくりと時間をかけて英語向上&勉強ができます。
デメリットは、やはり4年という期間です。

2. 2年半のMaster of Physiotherapy を卒業
最近からこのコースへの入学が可能となりました。

クラスは2年半固定で、生徒は他の似た学士(Exercise physiologyなど)を卒業したオーストラリア人がほとんどです。
メリットは、短期間であること。
デメリットは、特に4年生の実習時にコミュニケーション能力が問われるのですが、その2年半という短期間で英語を伸ばすのは、もちろん4年間に比べて難易度は増します。そして入る門も当然狭いことが予想されます。

さらに、学費は留年しなければ2のMasterの方が安いと思いますが、このコースは長期休みなどもほぼなく、かなり密なスケジュールであり、また日本人理学療法士でこのコースを通して免許取得したものがいないため、難易度は1に比べて高いと感じます。

 

非常に難しい選択であり、英語をゆっくり時間をかけて学びたいのであれば、1をオススメします。英語がある程度できる方は、2という選択肢もあるでしょう。

 

何かわからないことがありましたら、遠慮なくご連絡ください。