先週で、4年生第1回の5週間の長期実習が終わりました。

 

実習ではCurtin大学で雇われている実習バイザー (Curtin Clinical Tutor; CCT)と、実習施設で毎日指導してくれるバイザー (Facility Clinical Educator; FCE) の2人のバイザーがつきます。

 

CCTは毎週金曜日の朝に来て、各生徒と一人の新患との理学療法 (情報収集から退院プランまで)を評価します。

 

そして、CCTとFCEそれぞれが生徒を受からすか受からせないかを、5週目の最終日に決めます。

 

私は3週目にCCTに今の段階では実習を受からすことはできないと言われ、CCT及びFCEと何をどうすればいいのかDiscussionしました。

具体的には

・ Nurseと tee upをできるだけする (例えばリハ前に患者の離床する計画を伝え、その後Nurseが患者にシャワーに入れやすくするようアレンジする) 

・主観評価をより包括的に、情報の漏れがないようにする

・ チーム医療ミーティングで、自分の担当患者のリハの状況を伝える

です。

二つ目以外は、やるかやらないかの問題であるため、4週目以降毎日行いました。

 

そして4週目にCCTとFCEから再評価を受けました。

そしてフィードバックでは、

「かなり良くなった。この実習は合格するだろう」と伝えられました。

 

そして最後の週、もちろん4週目でやったことをさらに意識的に強化し、他の医療職種とも交流が深まり、この実習を楽しんでいました。

 

5週目の水曜日、最終評価として再度CCTが来て、患者との一連の流れを評価し、告げられたのは、

「この実習を受からすことはできない」

でした。

 

そして、FCEからの最終評価も同じでした。

 

4週目以降受かると言われていた分、ショックでした。

CCTとFCE共に、4週目以降非常に患者と、そして他職種とのコミュニケーションの面で向上したが、5週間全体で評価すると "Pass"の水準には至らなかったとのことです。

 

色々とたてつきたい気持ちもありますが、結果は変わらないため、それはそうとして、次何が起こるか?考えはすぐにその方向に向かいました。

 

追加実習に行かなければならないのか?

行くとしたら、その分の学費は払わなければならないのか?

 

など、色々と考えがめぐりました。

 

そして先週の金曜日、カーティン大学にいき、実習を取りまとめているスタッフの一人とMeeting がありました。

その方は自分の状況を非常に丁寧に聞いてくれ、私のコミュニケーション能力を向上するためのStragtegyを考えてくれました。

そしてその結果、来週から非定期的に、大学近くのAged careでPhysio asssitantとして Volunteerするよう手配してもらえました。

もちろん学費は発生せず、しかも指導者がいない実習です。

自分はもっと英語を話せる場を増やしていきたいと伝えた結果の提案でした。

そして、追加実習の有無に関しては、また別の組織が決断することなので、その方のコントロールできる範囲外であるとも言っていました。

 

何が今後起こるか全くわかりませんね。

この不透明な現実の中でも、とりあえず今この幸運な状況に感謝し、次のCardioの実習に向けて準備していきたいと思います。

 

ありがとうございました。