妊婦の皆さん、つわりの最中でも、自身の心身を大切にしてあげてくださいね🌷

つわりの重さも辛さの感じ方も人それぞれで、決して他人と比べるものではないですよ〜
時々、妊婦用の書籍で「●●さんはつわりが重いけど、君は楽でよかったね」と周囲に言われた、といった体験談を聞くと、たとえ発言した相手に悪気がなくても励まそうとしていたとしても、言われた妊婦は気の毒のように思います。

 

つわりが酷かった頃の自分はどうしてこんなに受け付けないものが多かったのだろう、と1、2ヶ月前までの自分を振り返っても理解に困る時があるのですから、他人につわりの辛さを伝えたり理解してもらったりするのは困難であることはわかります。それでも「つわり」という逃げられない・簡単に治せないものに対して社会の理解が増えるといいですね。

私の夫は「自分に共感できないものだからこそ、配慮を怠らないように」心掛けてくれていたと思います。そしてありがたいことに「大変だね、かわいそうだね」だけではなく「今赤ちゃんが元気に成長しているから、ママはこうなっているのね」と前向きなことを言って私を元気付けてくれます。

 

話が少し逸れるが、妊娠に伴う大変さは、周囲の方が女性であれば理解し優しくできるとも限りませんね。「自分はつわりがあんなにひどくても仕事も家事も頑張れたのにあなたもできるでしょう」のように思う方もいると思います(この傾向はつわりに限らない)。特にここ数年、男性の方(例えば、職場の同僚、上司など)は「教育」のレベルが高まり、そして、自分に未知な領域だからこそ、こうして生命を生み出そうと苦しみながら頑張っている女性への配慮を示すことが、人間として正しい行為だ、という意識を持ちやすくなっているように感じます。

 

 

私自身はつわりがどうだったのか

食べ悪阻ではなかったのが確かです。「吐き悪阻」 + 「におい悪阻」 だったかもしれません。

 

一番顕著な症状は、「食べられるものがない!」と「強い吐き気が出ても、吐けないのだ!」です。妊娠前に好きだった食べ物のほぼ全てを含めて、あらゆる食べ物が受け付けられなくなった。例えば、牛乳などの乳製品やピーナッツバター、アイスクリーム、ナッツ、ブランビスケット、チョコ、ゆで卵、お肉、マヨネーズ、ラー油、ごまが大好物ですが、見るだけでゲーとなりました。

 

特に食べなければ気持ち悪くなるというのがなく、ただ、仕事や家事をしていく中で、そしていくら妊娠初期とはいえ、お腹の子のためにさすがに飢えている状態はよくないという想いから、家の中やスーパーでなんとか一口食べられるものがないのかを一生懸命探して、詰め込んで無理に飲み込む。そうすると必ずと言っていいほどその後の代償がやってきて、気持ち悪くなりました。

夕飯の後片付けが済み次第、もうベッドに寝そべるか、それも無理になったら上の周りをくるくる歩き続けて外の空気を吸うのどちらかでした。

 

私は初産ですが、下の子の世話もしないといけない妊婦さんならとても大変でしょうね。

 

そもそも、食べても食べなくても、夕方以降は吐き気が込み上がってくることが多い。

「強い吐き気が出ても、吐けない」だったので、吐けたらむしろ楽なのでは、と思って水をいっぱい飲んだりしていたが、効かなかったのです。1、2回だけ「楽になりたい!」と思って8~9週あたりで喉に指を人生で初めて突っ込んだけど、胃酸が込み上がってくるだけ。まあ、あまり食べていないから当たり前か …  胃酸が歯や胃腸によくなさそうだし、情報によると無理やり吐かせても胎児には直接な影響はないけど、母体にどう考えても健康的とはいえない行為を繰り返すと、胎児に良いことはないと思ったので、2回の後はにどお指を突っ込むことをしませんでした。

 

つわり中の食事パターンとたまに行った外食のありがたみ

では、そんな私はつわりの真っ最中で何を食べていたかというと…

①朝から昼過ぎの比較的調子の良い時間帯:おやつ程度の「なんとか飲み込めるもの」を4、5回食べる。

よく登場するのが、果物(グレープフルーツ、キーウィ、セブンさんの冷凍マンゴ)、ヨーグルトやプリン(大好きな牛乳がダメになったがヨーグルトやプリンなどの加工品は何とか摂取)、何もつけない食パン、酸味のあるトマト系野菜スープ、焼き芋  うんんん ….  この程度かもしれません。

② 午後後半:果物(スイカ、りんご、キーウィ)、しょっぱい系お菓子(小さな煎餅、豆菓子、ひよこ豆や枝豆のチップス、さつまいもやかぼちゃやにんじんの野菜チップスなど)

③ 夕飯:中華の麻辣系ソースやテイクアウトのパスタソースで炒めた蒟蒻麺と野菜(タンパク質を取るためい卵や缶鯖を入れることも)、雑穀米やオートミールやオールブラン、夫がよく買ってきてくれるスイカやメロン💛

 

 

夕方以降はフルーツにたより、あとは夕飯で「食後に気持ち悪くなってもいいので、最低限の栄養を取れる料理」を頑張っていました。肉魚がほぼほぼダメでしたね。

しょっぱい系お菓子は妊娠前ほとんど食べないわりと苦手なものでしたが、妊娠中は昼過ぎ以降は甘いものを受けつかなくなり、代わりに(塩分がさほど強くない)プチしょっぱいものを欲しくなった。

 

 

あ、あとは外食ですね!詳細はまた今度述べるが私は口の中が乾燥したり唇が痛いという症状が出る持病を持っており、どんなに美味しくても、塩分を強く感じる食事を控えています。食べている間はおいしくても、1時間後は痛みが湧いてきて後悔するので。

実はつわり時期中に外食に行くたびに「つわりはどこにいった?!」のくらい、すごくたくさん食べられました。テイクアウトも含めて、タイ料理やハンバーグ・ステーキ、焼き鳥、和牛焼肉、ジンギスカン、夫は私が食べたいという場所にどこでもいいよ!と一緒に来てくれて、久しぶりにモリモリ食べられる私を微笑ましくみては、食欲に負けている変顔の私を写真に収めていました。こう言うときは塩分の少なめなご飯を選びました。

これまで、自分でいうのもあれなんだけど、料理が大好きで外食に行く = 自炊チャンスを失うので外食をあまりしなかったが私が、今は自炊しても美味しく食べられないし、常に体が飢えている状態なので、週に1、2回は外食、他の時はテイクアウトしていました。

 

 

写真は大好きなハンバーグとステーキのお店(夫の分も一部もらった 笑)

 

テイクアウトの信濃屋の絶品焼き鳥。レバーやぼんじりが一番好きだった(レバーはビタミンA摂取を控えるために串の半分のみ)

 

つわりでほとんど痩せずに今はご飯を再び楽しめられる

つわりでも、全く何も食べられない日は作らないように、常に何かしらを口に入れようとしていたのか、何故かほとんど痩せず、痩せたとしても1kgくらい(?)の44kg=>43kg台かもしれません。

そして、16週から改善がみられ、あれ?ご飯作りが少し楽になった?あれ?この調味料は前ダメだったけど戻った?あれ?鳥の手羽元食べられるかも?のようにワンステップずつ改善してきました。

20週をすぎた今でも、特に夏の猛暑の日にはつわりに似た現象が出て特定の食べ物がダメだったりしますが、基本的に毎日のご飯作りが楽しく食べるのも全体的に楽しみになったと、2ヶ月前と天と地の差!

 

次回はつわり減退後につけ始めた妊婦食事日記とどんなものを食べているのかを話します!

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 

最後に...  妊娠初期は夫は生成AIで遊んでりんごしか食べられない私の絵をキャラクターに置き換えて作ってくれていた。