「正しいことは正しい」と言えるだろうか?  by 『人間の証明』② | 30代 教師じゃっくと子どもたち

「正しいことは正しい」と言えるだろうか?  by 『人間の証明』②


昨日の続きを観ました。


竹野内豊/人間の証明 DVD-BOX
 


平均視聴率12%だったそう。


良質のドラマだけど、


この視聴率だと厳しいんだろうな。



ところで、今は亡き緒形拳さん


存在感がとてつもなかった。


役は警視庁捜査一課の係長。


部下の信念をバックアップするために


捜査一課長に反発し、


定年を2年後に控えながらも


「こんなクビでよければ・・・」


と自らの進退をかける。




信念をつらぬく



役と言えばそれまでかもしれない。


でも、


その言葉


その表情


その動き


全てに、緒形さんの人間性が出ていた。



歳の重ね方が素敵だと感じました。





この信念をつらぬくことに関連して。


先日の読売新聞ネット配信の記事。



「オリンパス」の男性社員が、社内のコンプライアンス(法令順守)通報窓口に上司に関する告発をした結果、配置転換などの制裁を受けたとして、近く東京弁護士会に人権救済を申し立てる。

申し立てを行うのは、東京都内に住む浜田正晴さん(48)。

代理人の岡本理香弁護士によると、浜田さんは大手鉄鋼メーカー向けに精密検査システムの販売を担当していた2007年4月、取引先から機密情報を知る社員を引き抜こうとする社内の動きを知った。システムの追加受注を有利に進める目的の工作で、不正競争防止法違反(営業秘密の侵害)の可能性があると判断。最初は上司に懸念を伝えたが、聞き入れられなかったため、同6月、コンプライアンスヘルプライン室に通報した。その後、オリンパスはメーカーに謝罪している。

ところが同室の責任者は、浜田さんとのメールを、当事者である上司や人事部にも送信。約2か月後、浜田さんはその上司の管轄する別セクションに異動を言い渡された。


2月27日3時6分配信 読売新聞





あくまでも、記事からしか判断できませんが、


組織に逆らってでも


自らの信念をつらぬく


それは大きな代償を伴うのかもしれない。



でも、もしこの裁判で浜田さんが敗訴したら


「正しいことは正しいと言おう」


と子どもに言えなくなってしまうではないか。