なぜDTMは面白くないのか?


以前にも問題提起したことがあるかもしれないが、おそらくCSの放送手法がよろしくないからだと俺は考えている。


CSでの放送だが、インタビューを含め前置きにかなりの時間を割いている。

そのしわ寄せがレースの放送時間に及んでしまっていて、毎回ダイジェスト的な放送になってしまっている。そこに視聴者として興味をそがれる原因があるのではないか。


予選後のドライバーのコメントなどは、レース中に実況の方がちょこちょこ挿入していけばいいと思う。

レースファンがみたいのはあくまでも、「レース」だから。

もっと知りたい人間はネットや書籍で情報収集できるのだから。


どのような番組でもそうなのだが、本当にその種の放送に精通している人間が番組構成を担当しているのかどうかが疑問だ。というか絶対精通していない。

だから番組構成に対する視聴者の不満が解消されることはない。


DTMが面白くない理由は、コースのランオフエリアを走行しすぎるところにもあるような気がしてならない。

DTMに限ったことではないのだが、近年のコースは安全対策を気にしすぎるあまり、異常なまでにランオフエリアが広く、ミスがミスにならないことが非常に多い。そこがまたつまらない。


一昔前絶大な人気を誇っていたITCは、めちゃくちゃ面白かった。

DTMもドイツ国内をはじめ、絶大な人気を誇っている。

ということは、レース自体は非常に面白いものであるに違いない。

それを面白いと感じないってことは、放送している局の番組構成・編集に問題があるとしか考えられない。


これは、FIAGT1の放送にもあてはまる。

編集点がひどく、レースの展開が意味不明になっていることがほぼ毎回ある。


ただ放送すればいいという問題ではない。

観れないよりはマシだろ?

といわれれば返す言葉はないのだが・・・