1991年からF1に参戦を開始したジョーダン・グランプリのF1第1作目のマシン。

設計者は、ゲイリー・アンダーソンとマーク・スミス。

ハイノーズとアンヘドラルウイングを採用し、サイドポンツーン後方はシェイプアップされ、大きなディフューザーを持っていた。新規参戦チームながら、最新スペックではない仕様とはいえフォードHBエンジンを搭載。この年ベネトン以外にこのエンジンの供給を受けたのはジョーダンだけだった。

ドライバーには、ベテランのアンドレア・デ・チェザリスと若手のベルトラン・ガショーを起用。

このマシン。90年代で最も美しいマシンの候補にもあげられるほど美しいマシンです。

いつみてもやっぱり美しいです。


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ミニチャンプス製 1/18scale

このジョーダン191に関しては1/43scaleを所持していたこともありましたが、あまりの美しさに1/43ではモノ足りず、1/18をコレクションするきっかけにもなったマシンでもあります。

いつ・どの角度から観ても美しいマシンデザインです。

また、チェザリスというのが最高です!!


開幕戦アメリカGPでは、トラブルからマシンが炎上し殆ど走れなかったチェザリスが予備予選落ちを喫したが、その後は予選で中団辺りの成績を残した。第5戦カナダGPではチェザリスが4位、ガショーが5位でゴールし、チームの初ポイントをダブル入賞で記録した(ガショーは自身にとっても初入賞だった)。

続く第6戦メキシコGPでも、ゴール直前にガス欠に見舞われたマシンを押してゴールしたチェザリスが、2戦連続となる4位を記録。第7戦フランスGPでチェザリス、第8戦イギリスGPでガショーがそれぞれ6位に入った後、第9戦ドイツGPではチェザリス5位・ガショー6位と、2度目のダブル入賞を果たした。第10戦ハンガリーGPではガショーがチーム及び自身初のファステストラップをマークした。

順調すぎるほどのデビューシーズンだったのだが。。。

ハンガリーGP終了後にガショーが傷害容疑で逮捕された。シーズン開幕前、イギリスでタクシー運転手に対し、同国で使用禁止の痴漢撃退用スプレーを噴霧したことが理由だった。

拘留されたガショーに代わり、次戦のベルギーGPで・・・

そう、シューマッハがデビューしたのです。

デビュー戦でいきなり、予選7位!決勝では一周ももたずにリタイアという結果でしたが、予選での速さに関係者はみんなビックリ!!シューマッハはこの1戦のみでチームを離脱し、次戦には突然のベネトン移籍!!!そこからの活躍は説明不要でしょう。

ちなみにベネトンを追い出されたモレノのその後は転落人生まっしぐら。ひどすぎます・・・

実力の世界といえ、モレノには運が無さすぎましたね。。。


そのベルギーGPでは、チェザリスが決勝においてじわじわと順位を上げ、終盤には2位まで浮上。

一時はトップを走るセナの背後にまで迫る!!!も、残念ながら残り3周でエンジントラブル。。。(リタイヤしたが13位完走扱い)

ジョーダンは最終的に新チームながらランキング5位でシーズンを終えた。